公社の賃貸ブログ

団地が安い理由とは?家賃と諸経費について

2018.10.31

団地の知識

こんにちは!神奈川県住宅供給公社の田中です。


以前の記事で「団地は家賃が安くてお得」という話をしましたが、なぜ団地の家賃は安いのでしょうか?


今回は団地の家賃が安い理由についてご説明します。

団地は家賃以外にも賃貸契約にかかる諸経費を節約できることが多いんですよ!

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団地の家賃は比較的安い場合が多い

団地の家賃は、同じような広さの民間のマンションやアパートと比べて安い場合が多いです。


団地の種類や物件、部屋の間取り、家族構成などによっても家賃は変わりますが、公営団地は安いのもだと1万円代で入居できる場合もあります!


また、国や自治体が家賃補助をしてくれる「特定優良賃貸住宅」というお得な住宅もあります。

こちらも入居するためには一定の条件を満たす必要がありますが、自治体から家賃補助を受けながら良質な住宅にお得に住むことができます。


団地の家賃相場については「団地の家賃は安いってホント?世帯タイプ別に家賃の相場をご紹介」でも詳しくご紹介していますので、ぜひ見てみてください。




団地の家賃や共益費が安くなる理由とは?

そもそも「公営団地」は、住宅に困っている低所得者のために自治体が作った住宅です。

低所得者の方でも無理なく借りられるように安い家賃設定になっています。


公営団地の家賃については「公営住宅法」で定められているため、むやみな賃料の値上げなどもありません。

基本的には収入に連動した家賃設定となりますが、一人親世帯や障害者世帯、高齢者世帯など家族構成によっては家賃の減免措置もあるため、さらに安い家賃で入居することが出来るケースもあります。


また、清掃、草刈りなどの共益作業を自治会が自主管理をすることで、入居者から集める共益費も最低限の金額で済むケースもあります。


団地には豪華なエントランスやエレベーター、宅配ボックスなど便利な共有設備の設置が少ないことが多いですが、これも共益費を安く抑えられる理由の一つとなっています。




団地では家賃以外にもこんな手数料が不要です!

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公営住宅やUR・公社住宅の団地がお得なのは家賃だけではありません。

民間の賃貸住宅へ入居する際によく発生する「礼金」や不動産会社へ支払う「仲介手数料」なども不要なのです。


礼金や仲介手数料は一般的にはそれぞれ家賃の1ヵ月分前後が相場です。

民間賃貸住宅の場合、入居時には引っ越し費用に加えて礼金や仲介手数料を支払わなくてはいけないことになるので、意外と大きな負担です。


また、長く住み続けるために賃貸契約を更新する際の「更新料」もかからないことがほとんどです。

引っ越しや賃貸契約に関わる費用がグッと安くなるもの嬉しいポイントですね。




まとめ

・団地は同じような広さのマンションなどと比べても安い家賃で入居できることが多いです。団地の種類や物件、家族構成などによっても変わりますが、民間相場と比べて半分程度の家賃で入居できる場合も!

・公営住宅の場合は、そもそもが「低所得者のための賃貸住宅」なので家賃が安く設定され、収入や世帯の状況によってはさらに家賃の減免措置を受けることができます。共益作業を自治会が自主管理することで共益費の入居者負担額も少ない場合があります。

・公営住宅やUR・公社住宅の団地では民間賃貸住宅へ入居する時に発生することが多い「礼金」「仲介手数料」などもかかりません。入居時にかかる初期費用が安く済むのは嬉しいポイントですね。賃貸契約を更新する際の「更新料」もかからないので、安心して長く住むことができます。


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田中(募集契約課) 入社8年目、建替から地域活性化事業まで経験しました! 「公社の賃貸」の魅力をお伝えできるよう頑張ります!。 座右の銘は『どんなことにも感謝しなさい』