公社の賃貸ブログ

「誰一人取り残されない」街を目指して。横浜若葉台団地で総務省のスマートシティ推進事業の交付決定式が行われました。

2023.12.22

取り組み

11月20日(月)、横浜若葉台団地(横浜市旭区)のわかばダイバーシティスペースWakkaにて総務省が実施する「令和5年度 地域課題解決のためのスマートシティ推進事業」の交付決定式が行われました。

交付式01.JPG

「地域課題解決のためのスマートシティ推進事業」は、総務省が推進する地域の様々な課題解決や地域活性化を実現するために、都市OSや接続するサービス等の整備・改良にかかる経費の一部を補助する事業です。

一般社団法人コンパクトスマートシティプラットフォーム協議会(以下「CSPFC」と表示。)が主体となり提案・採択された「IC タグビーコン活用スマートシティサービス」。

CSPFC、イッツ・コミュニケーションズ株式会社、認定NPO法人若葉台、一般財団法人若葉台まちづくりセンター、横浜市旭区が連携して、少子高齢化が進む横浜若葉台団地において、「誰一人取り残されないためのスマートシティサービス」の実現に向けて実証を行い、社会実装していきます。

交付決定式の前にはコンパクトモビリティサービスのデモンストレーションが行われ、権藤旭区長も電動カートの使い心地を体験されました。

旭区長電動カート02.JPG

電動カートは、関係者だけでなく、住民の皆さんも興味津々。

試乗03.JPG デモンストレーション04-02.JPG

事業者の方に操作方法のレクチャーを受け、公社の広報担当も試乗しました。

ダイヤルで亀とうさぎの表示を参考に速度を設定し、レバーを握ると緩やかに進み始めます。

初めてでも直感でかつ安全に操作することができました。

亀とうさぎ05.JPG

交付決定式では、若葉台まちづくりセンターの吉田理事長から、「子育て世代から高齢者までが住みたい、住み続けたい街になる仕組みづくりを構築し、街と地域の魅力を向上させていきます。今日の授与式に来られている報道や広報の方々にも協力をいただきながら、横浜若葉台団地の魅力を発信していきたい。」とのご挨拶がありました。

若葉台まちづくり理事長06.JPG



横浜若葉台団地は1979年に入居が始まった、面積約90ヘクタールに73棟の中高層住宅が並ぶ大型団地で13,000人以上の方がお住まいです。

団地の中心街には、大型スーパー、飲食店、金融機関、薬局などといった店舗のみならず、多様な交流拠点なども立ち並び、団地内には総合病院、診療所、小・中学校、消防署、交番、バスの発着ターミナルまでもが整備されています。

横浜若葉台団地は高齢化が進み、今では半数以上が高齢者ですが、2023年3月末時点での要介護認定率は14.5%にとどまり、全国平均の19.4%を大きく下回っている健康団地です。

季節ごとにお祭りなどのイベントが催され、多世代が楽しんで暮らしていける横浜若葉台団地。

夏祭り06.JPG

今回の「地域課題解決のためのスマートシティ推進事業」では、コンパクトモビリティによる移動支援、 若者世代との多世代交流の促進、安心して子育てができる見守りコミュニティの環境の構築が行われ、テレビ等を活用した団地内で必要とされる情報告知のデジタル化を目指すなど、「誰一人取り残されない」を合言葉に世代をつなぎ、若者から高齢者まで様々な世代に選ばれるまち・住まいに取り組んでいきます。

横浜若葉台団地の今後が楽しみですね!

集合写真07.JPG




関連Webサイト

若葉台まちづくりセンターWebサイト
横浜若葉台について

横浜市記者発表資料(PDF)
横浜版脱炭素化モデル事業実施団体二者を選定しました!



今回取材した団地

横浜若葉台

若葉台外観.jpg
【団地紹介】団地が一つの街に「横浜若葉台」
【物件概要(賃貸住宅のみ)】●所在地/横浜市旭区若葉台3-2ほか●棟数・総戸数/7棟・790戸●専有面積/39.29㎡ ~ 77.83㎡●間取り/1K~3DK●築年月/昭和58年2月~昭和62年7月●アクセス/①JR横浜線「十日市場」駅下車、市営バス他若葉台中央行約11分「若葉台中央」バス停下車、徒歩1~9分 ②東急田園都市線「青葉台」駅下車、東急バス他若葉台中央行約20分「若葉台中央」バス停下車、徒歩1~9分③相鉄本線「三ツ境」駅下車、神奈中バス他若葉台中央行約16分、「若葉台中央」バス停下車、徒歩1~9分

平鹿(総務広報課) こんにちは! 皆さんに公社の取り組みを知っていただけるよう、どんどん情報発信していきます。