森と、人と、まちと、健やかな未来を紡ぐリハビリテーション病院「イムス横浜旭リハビリテーション病院」8月1日グランドオープン！

●1階

入口、エントランスは明るく広々とした落ち着いた雰囲気で、広々としています。車いすの方などが行き来できるよう各階の廊下は広く作られています。
1階には検査室やX-TV室（放射線）、MRI室や相談室が設置されています。MRI装置は1.5テスラの超電導型で、全身どこの部位でも検査が可能とのこと。高画質の撮影と検査時間が短いというのが特徴の最新のMRI装置を完備しています。とはいえ、閉鎖された空間で検査をするのは不安で心細いもの。こちらのMRI室は天井には空、壁面には森林の画が描かれていて、少しでもリラックスできる空間に、と採用したのだとか。

●2階

リハビリ室には、理学療法士と一緒に体操をする場所や、最新のロボットリハビリテーションが導入されていました。ウェルウォークと呼ばれるこのロボットは、下肢麻痺等により自身での移動が不自由な方のためトヨタ自動車が開発。運動学習をサポートするリハビリテーション支援ロボットです。運動学習理論にもとづいた様々な支援機能や、患者のモチベーション維持を支援するゲーム機能など効率的な歩行練習を提供できるとのこと。

次は病院内の厨房へ。こちらの病院の厨房には、コンロなどはありません。セントラルキッチン（院外で調理を行い、提供するメニューの製造や加工を1ヶ所に集中させる拠点）を採用しており、外部で製造されたチルド状態の料理を専用の加熱機器で再加熱し提供します。調理工程を省略化し、衛生管理も徹底でき、少人数かつ短時間で適温のお食事を提供できるようです。

●4階

3階と4階は、病室と食堂・デイルーム（憩いの場）のフロアです。1部屋4床（112床）から個室（8床）まで120床の療養病床があり、車いすでも移動しやすいように広い空間となっています。この日は4階を見学させていただきました。浴室やトイレも広く、浴室は寝たままでも入浴できる浴槽も完備されていました。

広々とした個室には専用の洗面所とトイレがついている。

今回は、開業前の準備で忙しい中、公社と公社グループ総勢26名を川瀬病院長、宮本事務長、関看護部長をはじめ、スタッフの方たちが丁寧に対応してくれました。
この地域では今まで急性期治療を終えてから、入院リハビリをしたくても地元から離れた区外の病院に行かなければいけない状況でした。「イムス横浜旭リハビリテーション病院」は、今までの横浜若葉台エリアにはなかった回復期病床です。多くの方にリハビリを提供し、1日でも早い在宅復帰・社会復帰を一緒に支えてくれる存在です。これから、横浜若葉台の自然あふれる緑豊かな環境で、地域包括ケアシステムの一役を担う回復期病院としての横浜若葉台がさらに安心安全でより魅力的な街になることを期待しています 。

病院概要

施設名称：医療法人社団　明芳会　イムス横浜旭リハビリテーション病院​
住所：横浜市旭区若葉台3丁目12番1号
開設日：2024年 7月1日
許可病床数：回復期リハビリテーション病床120床​
標榜診療科：リハビリテーション科・内科・脳神経内科
職員数：約200名​​​
https://ims.gr.jp/yokohama_asahi_reha/

●関連WEBサイト
公社の賃貸：団地が一つの街に「横浜若葉台」
https://www.kousha-chintai.com/danchi-intro/yokohama/K119801000.php
人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業
https://www.kanagawa-jk.or.jp/action/yokohama-wakabadai/

●関連ブログ
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