公社の賃貸ブログ
<ウルトラ省エネブック>楽しく、お得で、快適に。ちょっとした工夫でさらに省エネができる暮らしのコツ「知っ得!コラム」④
東京ガス株式会社のご協力により「ウルトラ省エネブック~楽しく、お得で、快適に。ちょっとした工夫でさらに省エネができる暮らしのコツ~」の情報を共有させていただいています。
今回は「ウルトラ省エネブック」の中から、暮らしに役立つ「知っ得!コラム」を紹介します。
イラスト出典:東京ガス都市生活研究所「ウルトラ省エネブック」
コラム:知っ得!
毎日おにぎり1個分が捨てられている?
食品ロスをなくそう!
「食品ロス」とは、食べられるのに捨てられる食品のこと。日本の食品ロスは年間約472万トン。これは国民1人当たり毎日約103g、おにぎり約1個に近い量となり、飢餓で苦しむ人々への国連WFPによる食糧援助量の約1・3倍になります。
家庭の食品ロスの主な原因は食べ残しですが、手つかずのまま捨てられるものも4割以上あります。
食費は家計の支出の約3割にもなります。むだなく買って残さず食べ、食材も家計も上手にやりくりしましょう。
家庭における食品ロスの内訳
*1 手つかずの食品など
*2 皮のむきすぎなど
出典:農林水産省および環境省「令和4年度推計」より東京ガス都市生活研究所が作成
毎日の料理で食品ロスを減らそう!
日本で発生する食品ロスは年間約472万トン!
そのうち約50%は家庭から発生しています。*1
ちょっとした料理の工夫でおいしく食品ロスを減らしましょう。
*1 消費者庁 令和4年度食品ロス量推計値
家庭からの食品ロスは買いすぎ、捨てすぎ、食べ残し
家庭からの食品ロスは「買いすぎや賞味期限切れで廃棄」「可食部分の廃棄」「作りすぎや食べ残しで廃棄」による生ごみです。
買いすぎを防ぐには、冷蔵庫の残りや献立に合わせて作った買い物メモを活用。安くても食べきれなければむだ遣いです。
そして野菜の皮や茎には栄養や香りがたっぷり。丸ごと食べるコツやレシピを覚えましょう。
食べ残しを減らすには、作りすぎないこと。分量をはかったり、料理を1人分ずつ食べきれる量を盛りつけるなどの工夫をしましょう。
生ごみは食材をむだにするだけでなく、ごみ焼却時のエネルギーもたくさん使います。できるだけ乾かして捨てることも心がけましょう。
チラシで作るごみ入れ
生ごみをできるだけぬらさないようにし、「チラシのごみ入れ」に入れて乾かしてから捨てれば、臭いの悩みも解決します。
イラスト出典:東京ガス都市生活研究所「ウルトラ省エネブック」
環境にやさしいのはもちろん、家計にも優しいのが省エネです。自分ができる省エネアクションをぜひ探してみてください。
詳しくは、東京ガス都市生活研究所「ウルトラ省エネブック」をご覧ください。
~公社のSDGsアクション~
大学との連携
高齢化が進む団地において、大学のそれぞれの専門分野を活かし、団地・地域のコミュニティ活性化や課題解決への取り組みを実施しています。
公社は下記の7つの大学と連携協定を結んでいます。
神奈川県立保健福祉大学(ヴィンテージ・ヴィラ、浦賀団地)
2016年4月に神奈川県立保健福祉大学と連携協定を締結。 高齢者住宅等における食の共同研究などの連携に加え、学生に「浦賀団地」(横須賀市)に住んでもらい、地域や自治会活動に参加するなど、団地コミュニティを活性化する役割を担う『団地活性サポーター制度』を導入しています。
学生が主催した「介護予防セミナー」。浦賀団地の集会所で団地住民を対象として実施
東京工芸大学(緑ヶ丘団地)
2018年1月に公社の賃貸住他「緑ヶ丘団地」(厚木市)から約2.5kmに位置する、東京工芸大学と連携協定を締結。大学が有するテクノロジーと建築・デザイン、住環境の専門知識を活用し、新たな住まい方の検討や、学生が実際に団地に居住することで多世代が混在する地域コミュニティの活性化を目指しています。
主に学生が企画・運営し、緑ヶ丘団地の集会所を"みんなの居場所"として定期的ひらく試み「ミドリバ」を実施
相模女子大学・相模女子大学短期大学部(相武台団地)
2019年12月に連携協定を締結。大学が有する人間社会学等の専門知識を活用し、相武台団地(相模原南区)内にある商店街等との地域連携や、学生が実際に団地に居住することで地域コミュニティの活性化を目指し、団地内にある商店街や地域住民、居住者との連携で地域コミュニティを盛り上げています。
相武台団地内の商店街等と地域の方と連携して行っている子ども食堂「ひよここども食堂」で活躍
東海大学(伊勢原団地)
東海大学が持つ「知的資産」と公社が持つ「不動産資産」を利活用することにより、地域住民と共に「人口減少、超少子高齢社会」等の問題を解決してゆき、団地活性化及び地域創生していくことを目的として2020年1月連携協定を締結。高齢者や子供達の暮らしにも優しい環境づくりを両者が協力して目指していく。伊勢原団地(伊勢原市)の1棟を学生入居用に改修。改修計画には学生も参加しました。
団地の1棟を学生入居用に改修。改修計画には学生も参加。写真は公社職員による学生向けの見学会の様子
神奈川大学(竹山団地)
学生を共同生活や地域貢献を通じて総合的な教育を実践したい神奈川大学と保有資産やこれまでのノウハウを生かした団地活性化に着手したい公社のニーズが一致し、それぞれの強みを生かして団地活性化に貢献すべく2020年3月に協定を締結。竹山団地(横浜市緑区)の賃貸住宅上層階の空住戸を法人契約で大学に賃貸し、学生生活・部活動と並行して地域活動に参画・協力しています。
空き店舗を活用し、介護予防事業のサポートや学生運営によるカフェなどを展開
北里大学(相武台団地)
公社と北里大学、一般財団法人シニアライフ振興財団は、公社が経営する団地の入居者及びその周辺地域住民の健康寿命延伸に向けた取組み及び研究を推進し、高齢者が住みやすい活力のある地域社会の形成に寄与することを目的とした連携・協力に関する協定を2021年10月締結。「いつまでも住み慣れた地域で健康的に住み続けられる」環境を整えることを目的に、北里大学が有するリハビリテーション、予防医学、ヘルスプロモーションなどの専門的知見を活かし、相武台団地(相模原市南区)内の商店街にある多世代交流拠点「ユソーレ相武台」を中心に、フレイル対策、サルコペニア対策、軽度認知機能障害(MCI)対策 に関する住民サービスの充実を目指しています。
学生が相武台団地での各種取り組みに関わり、実践の現場で学ぶとともに、団地・地域住民との多世代交流を図る
学校法人堀井学園横浜創英大学(横浜若葉台団地)
学校法人堀井学園横浜創英大学と公社及び一般財団法人若葉台まちづくりセンターは、横浜若葉台団地(横浜市旭区)において、高齢世代の健康の維持増進、子どもの健全な発達等を目的とした取り組みを行うとともに住宅居住者の健康増進等を図り、団地及びその関連施設、 周辺地域の活性化に資することを目的とした連携・協力に関する協定を2024年3月に締結。地域団体の協力を得ながら、地域コミュニティ活性化を狙いとした協働した取り組みを行っています。
団地及びその関連施設や周辺地域の活性化に取り組む。写真は地域のこども園で造形遊びのプログラムの様子
詳しくは、公社の大学との連携WEBページをご覧ください。
https://www.kanagawa-jk.or.jp/action/renkei.html
石井(総務広報課) 公社の事業や取組みなど、取材しレポートしてきます! 公社のホームページやFBもぜひご覧ください! 公社のホームページ https://www.kanagawa-jk.or.jp/ FB https://www.facebook.com/kanagawajk/