公社の賃貸ブログ
YOKOHAMA PROJECT第3弾!新しい公社の賃貸「フロール横濱関内」を取材しました!
神奈川県住宅供給公社では、新しい公社の賃貸「YOKOHAMA PROJECT」として、横浜市内3物件で建替事業を推進してきました。
第1弾はフロール横浜三ツ沢(横浜市神奈川区)。
2023年10月に竣工し、先着順で入居者募集中です。(※2024年4月1日現在) 公社の賃貸ブログにて、屋上テラスや住戸からの眺望、シェアリングサービスなど、丘の上に建つ「フロール横浜三ツ沢」ならではの魅力をご紹介しました。
第2弾は、フロール横浜井土ヶ谷(横浜市南区)。
2024年1月に竣工し、3月から入居開始。「ずっと。もっと。この街と。」をコンセプトとし、公社の賃貸ブログにて、日々の暮らしを快適にサポートする共用部や住戸の設備、周辺環境をご紹介しました。
第3弾は、フロール横濱関内(横浜市中区)。
今回のブログでは、YOKOHAMA PROJECTの最後を飾る「フロール横濱関内」の、多様な暮らしに柔軟に対応できる住戸や、ご入居者だけでなく関内のまちに関わる方たちが集えるスペースの設置など、「新しい都市型コミュニティ」の創出にチャレンジしたテナントと住宅の複合ビルをご紹介します。
「フロール横濱関内」では、4月1日(月)に内覧予約を開始。4月6日(土)から内覧および先着順申込受付を開始します。詳しくはこちらをご覧ください。
ブログを読んで興味を持っていただいた方はぜひお申込みください。
旧弁天通3丁目第2共同ビルの意志を受け継ぐフロール横濱関内
「フロール横濱関内」の前身となる「弁天通3丁目第2共同ビル」は、昭和33年に建設されました。横浜中心部の復興の一助に、との思いも込めたこのビルは、地下1階地上6階建てで、2階までは店舗とオフィス、3~6階は賃貸住宅でした。ちなみにオフィスフロアは当公社の本社がありました。その後、従業員数が急増したことから、昭和48年に現在の社屋ビルに移転しましたが、「弁天通3丁目第2共同ビル」は、当公社初めての自社所有オフィスとして、15年間を過ごした場所でした。
当時としては珍しかったメゾネット住宅が一般住戸として採用され、隣接する弁天通3丁目共同ビル(現存)と共に防火帯建築としても機能し、戦後の横浜の復興を支えました。
「弁天通3丁目第2共同ビル」は平成27年に老朽化のため解体されましたが、当時の新しい試みとして取り組まれたメゾネット住宅や防火帯建築は、神奈川県の戦後建築史において評価されています。 このような先駆的な建築としての「弁天通3丁目第2共同ビル」の意義を現代にも継承するために、「フロール横濱関内」は関内地区の発展に貢献できるテナントと賃貸住宅の複合ビルを目指しています。


1枚目:弁天通3丁目第2共同ビル 2枚目:フロール横濱関内
新しい都市型コミュニティを創出するスペース「benten103」
「フロール横濱関内」の1~3階部分には飲食店や診療所、ネイルサロンなどのテナントが入居予定です。1階の店舗フロアのエントランスをくぐって左側には、「benten103」※と名付けられた約100㎡のスペースが広がっています。
※「benten103」:本物件所在地の「弁天通」、区画番号の「103」から着想を得たスペース名称。短く、読みやすいローマ字とした。
「benten103」は"まちの共用部"として、ご入居者だけでなく、関内に住む、働く、学ぶ人々が集まる場として設けました。普段はラウンジとして使いながら、イベント等を活用し、誰かと会ったり、ちょっと一息ついたり、いつもと違った場所で仕事をしたりなど、フレキシブルな場所として活用していきます。
これらの取り組みは、関内の地域でヒト・コト・モノをつなげるプロジェクト「KANMATCH」として、新しい都市型コミュニティを創出するため、開業後1年間の社会実験としての場として位置づけました。
プロジェクトの詳細は、ホームページをご覧ください。
「benten103」は、5月1日(水)に開業します。当日の夕方には、出入り自由のイベントも開催予定なので、続報をお待ちください。今後、詳しくご紹介しますので、お楽しみに!
1枚目:benten103/テナントのエントランス 2枚目:benten103 これから椅子などの家具が入ります
快適で充実した暮らしを実現する居住者専用のシェアラウンジ
次は、「フロール横濱関内」の賃貸住戸部分を見ていきましょう。地上13階建ての「フロール横濱関内」は4階から13階が住戸部分です。
居住者専用のエレベーターで4階に上がると、居住者専用のシェアラウンジがあります。ここは約60㎡のスペースで、テレワークやコミュニティスペースとして利用できます。後ほどご紹介する白を基調とした住戸部分とは対照的に、ここは茶色を基調とした落ち着いたスペースとなっています。
このシェアラウンジには、従前の「弁天通3丁目第2共同ビル」で使用していた保存物を活用し、これまでの歴史も継承しました。当時の公社の事務所で使用していた片面に型模様のついたガラスを間接照明や意匠性の高い階段手摺部分をカウンターの脚や背もたれに活用しています。

1枚目:旧弁3第2共同ビルの階段手摺 2枚目:フロール横濱関内のシェアラウンジにてカウンターの脚として活用


1枚目:旧弁3第2共同ビルの型板ガラス 2枚目:フロール横濱関内のシェアラウンジにて間接照明として活用

奥まった場所にあるシェアラウンジ。エレベーター前にモニターを設置しているので、事前に空き状況を確認できます
白を基調とした開放感のある住戸
「フロール横濱関内」では、1R、1K、1LDK、2LDKとライフスタイルに合わせて間取りをお選びいただけます。天井が高く、窓が大きいので、開放感を感じるのが特徴のひとつ。シューズインクロゼットやウォークインクロゼット等の収納スペースも充実していて、すっきりと暮らすことができますよ!
今回は4つのお部屋をご紹介します。
Cタイプ(1K)
コンパクトな間取りですが、玄関すぐの壁一面の収納や洋室の奥には使い方を考えるのが楽しくなる隠れ家的な空間があります
Eタイプ(1LDK)
1枚目:お部屋を一望できる開放感のあるキッチン 2枚目:デスクとしても収納としても使える納戸
Gタイプ(2LDK)
2LDKのお部屋は窓が特に大きく、広いキッチンにも自然光が差し込みます
AWタイプ(1R)
2戸ご用意しているこちらのお部屋は、車いすでの暮らしを意識した設備を採用しています。車いすの方も、そうでない方も快適に過ごせるような柔軟な暮らしに対応しています。
1枚目:水回り(キッチン、洗面台)の下は、車いすのままでも利用しやすくなっています 2枚目:クロゼットの扉は引き戸にしています
快適な毎日を過ごせる充実の共用部
喫煙専用室
4階にある喫煙専用室。ご入居者の健康と快適性に配慮した完全分煙を行っています
メールコーナー&宅配ボックス
24時間利用可能な屋内ゴミ置き場
自転車置場
地下1階に居住者専用の164台分の自転車置場があります。 専用のエレベーターを使用して出入りが可能です
非接触対応ボタンのエレベーター
コロナ禍に建設された「フロール横濱関内」。公社初の非接触対応ボタンのエレベーターを採用しています
横浜市内で進めてきた「YOKOHAMA PROJECT」の建替えプロジェクトは、今回の「フロール横濱関内」が最終章となります。これまでの第1弾「フロール横浜三ツ沢」と第2弾「フロール横浜井土ヶ谷」についても、公社の賃貸ブログでご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
「フロール」という名を共有するこれら横浜市内で建替えを進めた3物件は、ご入居者の方々に快適に過ごしていただけるよう、それぞれの土地の特性を活かした間取りや設備を取り入れています。
「フロール横濱関内」では、今後「benten103」を活用したコミュニティ創出の取り組みも積極的に行っていきます。これからも公社の賃貸ブログを通じて、最新情報や魅力をお届けする予定ですので、どうぞお楽しみに!
「フロール横濱関内」は、4月1日(月)に内覧予約開始、4月6日(土)から内覧および先着順申込受付を開始します。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
https://www.kousha-chintai.com/info/news/post_46.php
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関連WEBサイト
新しい公社の賃貸「フロール横濱関内」先着順申込・内覧予約受付について
今回の公社の賃貸
フロール横濱関内
【物件概要】●所在地/横浜市中区弁天通3丁目47番2●規模/109戸●専有面積/30.17㎡~60.47㎡●間取り/1R~2LDK●竣工/令和6年3月●アクセス/JR根岸線「関内」駅下車 徒歩5分、みなとみらい線「馬車道」駅下車 徒歩4分、横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅下車 徒歩4分

平鹿(総務広報課) こんにちは! 皆さんに公社の取り組みを知っていただけるよう、どんどん情報発信していきます。
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