公社の賃貸ブログ

通勤時間と家賃どっちを優先するべき?選び方を解説!

2022.11.24

団地の知識

こんにちは!神奈川県住宅供給公社の奥村です。

引っ越しを考えたとき、通勤時間を優先するか家賃を優先するか悩みますよね。

通勤時間を短くすると家賃が高くなるし、家賃が安いところを選ぶと通勤時間が長くなってしまいがちです。

多くの人は家賃を優先して考えるようですが、どちらを優先するかは「ライフスタイルをどうしたいか」を考えて決めると良いかもしれません。

今回は通勤時間と家賃のどちらを優先するかを選ぶ際に、何を基準にすれば良いのかを解説します!

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通勤時間と家賃はどっちを優先?実際に多いのは?

引っ越しをするときに悩むのが「通勤時間」と「家賃」。

通勤時間を短くすると家賃が高くなってしまうし、家賃を安くすると通勤時間が長くなってしまう...どっちも重要なので悩ましいところです。

実際には、どっちを優先に選んでいる人が多いのでしょうか。

どのくらいの通勤時間だと長いといえるのか、平均の通勤時間も参考としてご紹介します。

7割以上が「家賃の安さ」を重視している

2017年3月にマイナビ学生の窓口が「家探しで重視するのは「家賃の安さor通勤時間」どっち?」というアンケート調査を行ったところ、76.6%の人が「家賃の安さを優先する」と回答しています。

家賃の安さを優先する理由としては、「節約したいから」「固定費を抑えたいから」「プライベートにお金を使いたいから」などの理由がありました。

交通費を会社が支給してくれるため、多少遠くなっても家賃が抑えられれば節約になり、貯蓄できたり自分の好きなことに使えたりすると考える人が多いようです。

一方、通勤時間を優先する理由としては「朝起きるのがつらい」「早く帰りたい」「満員電車がつらい」などの理由がありました。

家賃が高くても、睡眠時間やプライベートな時間を多くとりたいと思っている人が通勤時間を優先に選んでいるようです。

平均の通勤時間は?

ニッセイ基礎研究所が行った2020年被用者の働き方と健康に関する調査によると、全国の平均片道通勤時間は36.5分。

都道府県別に見ると、最も長かったのは神奈川県の53.4分、最も短かったのは島根県の15.9分となっています。

また、シティリビングWebが行った調査によると、通勤時間で許せるボーダーラインは1時間以内が58%と最も多い結果でした。

家賃と通勤時間のバランスを考える上で、参考にしてみてくださいね。

通勤時間と家賃のどっちを優先するか選ぶポイントを解説!

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通勤時間と家賃、結局どっちを優先したら良いのでしょうか。

家賃を千円安くすると年間で1万2千円、1万円違うと12万円もの違いが出てきますから、大変な違いになりますね。

一方で、通勤時間を片道30分短縮すると月に約30時間使える時間が増えます。

たった30分とはいえ、朝や帰宅してからの時間で30分余裕があるのとないのとでは、気持ちの面でもだいぶ違ってくるでしょう。

お金と時間の違いをどう考えるかは、人それぞれの価値観で変わってくるものです。

では、自分がどっちを優先したら良いか選ぶポイントを考えてみましょう。

通勤時間を優先するメリット

通勤時間が短くなれば、朝の支度もゆっくりとできたり、十分な睡眠時間や仕事後のリラックスタイムなども確保しやすく、心身のモチベーションを保ちやすいというメリットがあります。

通勤ラッシュで人にもまれる時間も少ないため、ストレスが軽減できて精神的にも楽になるでしょう。

家から職場が近ければ、通勤手段の選択肢も増えます。

天気や気分によって、電車だけではなく徒歩やランニング、自転車で通勤することで、通勤途中に新たなお気に入りのスポットを発見できるかもしれません。

また、仕事後のプライベートの時間が多くとれるため、帰宅後にお気に入りのカフェに出かけたりジムに通って体を鍛えたり、リフレッシュに費やすのも良いでしょう。

資格取得の勉強時間に使えば、今後のキャリアアップにも役立てられます。

家賃を優先するメリット

家賃が安くなれば固定費が抑えられるため、貯蓄をしたり、趣味のために使ったりするなどお金にゆとりができます。

始発に乗れる駅や乗り換える人が多い駅が最寄りであれば座れる可能性があるため、長い通勤時間でも苦痛を感じずに過ごせるでしょう。

通勤距離が長い分、電車の定期区間内にお気に入りのお店や趣味に関係する場所も見つけられることが多いです。

休日に交通費をかけずに出かけられるので、ちょっと得した気分になれるかもしれません。

トータルでどっちを選ぶのがおすすめ?

通勤時間と家賃のメリットを挙げてみましたが、社会人になりたて...などまだ収入が少ないうちや貯金を頑張りたい!という場合は、家賃を優先して選んだ方が良いかもしれません。

ただ、最近では副業を認めている会社もあるため、早く帰宅をして副業をするのも選択肢の1つです。

自分が「どういったライフスタイルなのか」「どういうライフスタイルにしたいのか」を考えると、どちらを優先したら良いのかが明確になりやすいです。

ライフスタイルが「仕事充実タイプ」

仕事を充実させたいタイプの人は、通勤時間を優先するのがおすすめ。

仕事が楽しくて残業も苦にならない、仕事帰りに仲間と飲んでから帰りたいという人は、通勤時間が長いと疲労が蓄積してしまいがちです。

通勤時間を短くすれば、帰りが少し遅くなってしまっても翌朝ゆっくりと通勤できるため、疲労の蓄積を軽減できるでしょう。

また、副業をしている人も、長い通勤時間は作業をする上では時間のロスになってしまうため、通勤時間が短い方がスムーズでしょう。

ライフスタイルが「プライベート充実タイプ」

趣味や遊びなどのプライベートを充実させたい人は、家賃を優先するのがおすすめ。

趣味や遊びに使うお金を捻出するためには、家賃を安く抑えるのが一番早い方法でしょう。

お気に入りのカフェや公園、よく行くお店などの近くを選んでみても良いかもしれませんね。

会社から交通費の支給があれば、通勤時間が長くなっても交通費の出費は少なく済みます。

通勤時間が多少長くなっても、プライベートな時間を充実させてリフレッシュできれば、仕事に対するモチベーションも上がるでしょう。

ただし、具体的な生活シミュレーションを考えてから決めるのが確実です。

仕事優先タイプだから通勤時間を優先させよう!と思い立っても、給料に見合った家賃でなければ、かえって精神的な負担になるといったケースもあります。

給料に対する家賃の目安に関しては「給料に対する家賃の目安は何割?手取り収入からシミュレーション!」を参考にしてみてくださいね。

通勤時間と家賃のどっちを優先するかはライフスタイル次第

社会人の中では家賃の安さを重視して決める方が多いようですが、睡眠時間やプライベートな時間を多くとりたいと思っている方は、通勤時間を優先に選んでいるようです。

家賃を優先すると、貯蓄ができたり、お金にゆとりが生まれる点がメリットといえます。

通勤時間が短いと、通勤ラッシュで人にもまれる時間が少なく、時間を有効に使えるという点が主なメリットです。

通勤時間と家賃のどちらを優先するかは、自分がどういったライフスタイルにしたいかで決めると良いでしょう。

仕事が優先的なら、通勤時間を優先して自由に使える時間を多くとれる通勤時間の短いエリアがおすすめです。

プライベートな時間を優先したいなら、少し遠くても家賃の安さを重視して、趣味や遊びに使えるお金に余裕を持てるようにすると良いかもしれません。

始発に乗れる駅のエリアを選んだり、帰りに寄れるお気に入りのカフェを近くに見つけるなど工夫をすれば、長い通勤時間も苦にならないでしょう。

また、給料に見合った家賃で選ぶことも重要です。

何を重視したいかを決めてから、予算とともに不動産会社へ相談してみると良いでしょう。

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