公社の賃貸ブログ
賃貸の安い時期はいつ?出費を抑える方法やメリット・デメリットも
こんにちは! 神奈川県住宅供給公社の田中です。
就職や進学などで一人暮らしが始まる新生活。
新しい暮らしが始まるのは楽しみですが、新居への引っ越しや家具を揃えるなど新生活の準備には何かと費用がかかるもの。
お引っ越しの時期を定めていない場合、賃貸の安い時期に合わせてお引っ越しをしたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は賃貸物件が安くなる時期や、安く借りる際のメリット・デメリットをご紹介。
賃貸物件を安くお得に借りる知識を活かして、自分にとって最適な物件探しの時期を見極めましょう!
賃貸の安い時期はいつ?家賃交渉がしやすい時期とは、なぜ安く借りられるの?
賃貸物件が比較的安くなる時期は、一般的に物件申し込みの少ない4月下旬から8月頃。
転勤(入学)シーズンが終わり4月下旬以降になると、お部屋探しをする人が少なくなります。
特に5月のゴールデンウィーク明けから8月にかけては、梅雨や真夏の暑い時期を避けるため、1年で最も引っ越す人が少なくなり、家賃が下がる傾向にあります。
そこに賃貸が安くなるポイントがあるんです。
3月から4月ごろに入居者がほぼ決まって落ち着いてくると、空き部屋が目立つようになります。
賃貸住宅の家賃には維持費や管理費も一部含まれているため、空室が一定期間続くと当然赤字状態!
貸主は「空き部屋」を放っておきたくないのです。
長く続く空き部屋は「人気が低い物件」とも言えます。たとえばお部屋が駅から遠かったり、築年数が古かったり・・・。
そこで不動産業者は「何とか入居者を獲得したい」と、この時期に安くしているケースが多いのです。
反対に、多くの人がお部屋探しをするピークは1月から3月にかけて。
ただし、大家さんは12月ごろから繁忙期に向けて動きはじめるため、このタイミングから家賃交渉をするのが難しくなってきます。
賃貸を安い時期に借りるメリット
賃貸物件をオフシーズンの安い時期に借りると、主に3つのメリットがあります。
①全体的に低コストでお得
安くなるのは賃貸物件の家賃価格だけではありません。
引っ越し業者もシーズンを外せば料金が安くなることがあります!
また、家賃は一律で決まっていることが多いので交渉が難しい場合もありますが、人気の低い物件であれば敷金礼金や管理費などの値引き交渉には応じてくれる場合もあります。
家賃価格の値下げから引っ越し費用まで、新生活に必要な費用が全体的に安く抑えられる可能性がありますよ。
②不動産業者や大家側の対応に余裕がある
繁忙期となるオンシーズンは不動産会社も大家さんも忙しく、入居希望者一人一人に割ける時間が減ってしまうもの。
しかし、オフシーズンは、お客さんの少ないひと段落した頃なので時間があり、賃貸物件の希望条件などをじっくり聞いてもらえる可能性が高いです。
新築など人気の物件に対する空室問い合わせにもより迅速に対応してもらえたり、初期費用や家賃などお金の交渉にも納得できるまで対応してもらえることも。
引っ越し業者もオフシーズンには顧客が減る傾向があるため、繁忙期よりも丁寧に作業をしてもらえる可能性もあります。
③フリーレント物件が多い
賃貸物件には、特定期間の入居を成約した場合にのみ、最初の1~3ヶ月分の家賃が無料になる「フリーレント」というシステムがあります。
入居者が少ない時期には、こういったフリーレント物件が多くなるのもポイントです。
ただし、途中で解約した場合に違約金が発生するケースが多いので、契約内容はしっかり確認しましょう。
賃貸を安い時期に借りるデメリット
オフシーズンに賃貸契約を結ぶメリットは多いですが、デメリットもあります。
2つのデメリットをご紹介します。
①物件数自体が少なく、優良物件も少ない
オフシーズンは比較的入居者の入れ替わりが少なく、空室が出る物件が少ないため、物件数自体が少ないです。
安い時期に立地条件が良い物件があったとしても、すぐ埋まってしまいます。
そうなると、空いている物件は「築年数が古い」「駅から遠い」など、人気の低い物件が多くなってしまうことも。
条件に合った部屋を選ぶのに苦戦する可能性があります。
気になる物件は早めに内見に行って、人気の低い条件が許容できるものかチェックしてから決めるのもよいでしょう。
②契約書の条件に注意が必要
敷金や礼金が安くなっている場合は「退去時にハウスクリーニング代の請求があり、多大な費用がかかった!」などのケースもあるので注意が必要です。
オフシーズンは、特に契約内容や書類に書いてある条件には注意して下さい。
「賃貸で多い退去費用のトラブル。費用の相場と解決方法をご紹介!」もご参考下さい。
賃貸物件をより安くお得に借りるコツ
賃貸物件を安くお得に借りられるのは、オフシーズンの時期だけではありません。
まずは自分が「引っ越したい」と思った時期に、引っ越し先エリアの不動産会社の「キャンペーン広告」を確認してみましょう。
入居成約対象に、現金キャッシュバックを実施したり、初期費用や家賃1ヶ月分が減額になったりと、不動産会社によって様々なキャンペーンがあります。
また、上記でも触れましたが「フリーレント」という契約形態は、自ら交渉が可能な場合があります。
確実に長い期間部屋を借りるといった場合、特に閑散期は交渉しやすいです。
「フリーレントになるなら契約します!」など、交渉してみるのも良いかもしれません。
なお、神奈川県内で賃貸物件をお探しでしたら公社の賃貸にもご注目ください。
家賃の値引きはありませんが、礼金・仲介手数料・更新料が不要で、さまざまな期間にフリーレント等の各種キャンペーンも行っています。
詳しくはキャンペーン物件一覧をご覧ください!
賃貸が安い時期を狙ってお得に借りよう!
転居シーズンが終わり4月に入居者が入ると、徐々に賃貸物件の申込者が減少します。
貸主は入居者を募るため4月下旬~8月頃は物件を安くする傾向にあります。
閑散期に物件を借りるメリットは主に3つ。
「賃貸物件が安い時期は引っ越し代も安くなる場合があること」、「物件の希望条件を相談しやすく、場合によっては値引き交渉に応じてくれること」「フリーレント物件が増えること」などです。
賃貸物件が安くなる主なデメリットは、「募集する物件数自体が少なく、優良物件も少ないこと」や、「契約書の条件に注意が必要なこと」など。
初期費用が安い場合は退去時に費用が発生することがありますので、契約条件にも注意が必要です。
賃貸物件のオフシーズン以外にも、キャンペーンや特典を実施している場合もあるので探したい時期に調べてみましょう。
「フリーレント」という契約形態を交渉する方法もありますよ。
新生活の初期費用を安く抑えるなら、県内で豊富な物件数の「公社の賃貸」で、あなたにぴったりの物件をぜひ見つけてください!

田中(募集契約課) 入社8年目、建替から地域活性化事業まで経験しました! 「公社の賃貸」の魅力をお伝えできるよう頑張ります!。 座右の銘は『どんなことにも感謝しなさい』