公社の賃貸ブログ

音楽が紡ぐ新旧住民の輪♪ フロール横浜井土ヶ谷クリスマスコンサート

2025.03.04

取り組み

心温まる音楽と笑顔が溢れるひとときを。

2024年1月に竣工したばかりのフロール横浜井土ヶ谷で、初のコンサートを開催した様子をリポート!クリスマスムードたっぷりの音楽と絵本の読み聞かせを通じて、新しく入居された方も、建て替え前からお住まいの方も、一緒に楽しい時間を共有しました。


12/21(土)、フロール横浜井土ヶ谷の1階シェアラウンジで、クリスマスコンサートを開催しました。

フロール横浜井土ヶ谷(横浜市南区)は2024年1月に竣工しました。昭和46年に竣工した「横浜井土ヶ谷共同ビル」を建て替えた新築賃貸住宅です。

1階にあるシェアラウンジは、建替え前の「集会所」とは異なり、住民が自由に出入りできるように鍵をかけず開放されています。また、約100㎡の広さを持つ空間として整備されており、ご入居者等が交流できる場として活用されています。

フロール横浜井土ヶ谷では、「いどばたスタッフ」と呼ばれるコミュニティスタッフにより、ここシェアラウンジで定期的にイベントが開催されています。

今回のクリスマスコンサートは、いどばたスタッフによる月1回の交流会と公社が神奈川県内の各団地において開催している団地コンサートを組み合わせたもの。竣工から約1年が経過し、新たにお住まいになられた方、そして、建て替え前の井土ヶ谷共同ビルからお住まいになっている方との交流を促進することを目的として開催されました。

コンサートは午前11時から、午後1時半からの二部制で行われ、時間になると住民の皆さまがシェアラウンジに集まりました。

01入口.JPG 02受付.JPG
会場入り口の様子。皆さん楽しみにしていてくださったようで、開場時間になると続々と来てくださいました

03井土ヶ谷シェアラウンジ.JPG 04井土ヶ谷シェアラウンジ.JPG
席は自由。同じテーブルに座った方同士で、会話に花が咲いていました

コンサートの演奏を務めるのは、ユースクラシックの陶旭茹(とうしゅーる)さんと西田早良(にしださら)さん。

ユースクラシックさんは、二宮団地で地域交流の場として開催されている「歌声ダイニング」や、ヴィンテージ・ヴィラ(介護付有料老人ホーム)での歌の発表会など、さまざまな場面で音楽を通じた協力をしてくださっています。

「テーブルには、クリスマスにちなんだお菓子が並んでいます。包み紙を開く音も伴奏と思っているので、音を出すことは気にせずに、食べて、飲んで、音楽を楽しんでいってくださいね(笑)」と陶さん。

05お菓子.JPG 06飲み物.JPG
各テーブルには、クリスマスをモチーフにしたアイテムとともにお菓子が並び、ドリンクバーも用意。リラックスした雰囲気の中で、演奏を存分に楽しめる環境を整えました

プログラムは、クリスマスにぴったりの楽曲ラインナップ!

【プログラム】

  • メリー・リトル・クリスマス
  • ワルツ(眠れる森の美女)
  • 花のワルツ(くるみ割り人形)
  • ママがサンタにキッスした
  • ウィンター・ワンダーランド
  • レット・イット・ゴー
  • 戦場のメリークリスマス
  • わたしのワンピース(絵本の読み聞かせ)
  • ホワイトクリスマス
  • キャロル・オブ・ザ・ベル

チラシ (1)_page-0001.jpg

演奏時には陶さんから曲の解説もあり、参加者の皆さんは音楽だけでなく、曲の背景も楽しみながら聞き入っていました。

例えば「ママがサンタにキッスした」では、「外国ではキス文化がありますよね。この曲はママがサンタさんにキスをしているのを見た子どもがすごくびっくりした、という内容。大人の皆さんはわかると思いますが、実はパパがサンタさん。今日はサンタさんからプレゼントをもらっている年齢の子はいませんね?夢壊しちゃうから、もしいたらこのエピソード言えないです(笑)」とユーモアを交えて紹介してくれました。

「レット・イット・ゴー」では、「ディズニーの『アナと雪の女王』の曲。主人公の一人、エルサが自分らしさを認めて開放的になり、ありのままの自分を歌うシーンです。雪山の寒いシーンだけれど、演奏していて暖かくなってきました」。

07司会.JPG
公社の各団地で演奏を企画してくださっている陶さん。その語り口は魅力的で、曲にまつわるエピソードや巧みな話術についつい引き込まれてしまいます

クリスマスシーズンになるとそこかしこから聞こえてくる馴染みのある音楽でも、背景やエピソードを聞くことで、普段とは違った視点で曲を楽しむことができました。

08演奏.JPG 09演奏.JPG

10赤ちゃん.JPG
生まれたばかりの赤ちゃんも、ママのお膝にちょこんと座って聞き入っている様子

演奏の途中で、いどばたスタッフによる絵本の読み聞かせがありました。

毎月1回、シェアラウンジで開催されるブックデーとコラボレーションした企画です。

「毎日忙しくて、本を読む時間が減っている人もいると思います。今回、私は『私のワンピース』という絵本を読みます。ゆっくりと穏やかに過ごせるよう、0.7倍速でゆっくり読んでいきますね。」と話し、絵本を読んでくれました。

11読み聞かせ (2).JPG 11読み聞かせ (1).JPG

本を読み終わった後、「この本では、楽しい気持ちでワンピースを着るとワンピースの柄や色が変わっていくストーリー。皆さんはここ井土ヶ谷に住んで何色のワンピースを着ていますか?」という問いかけで締めくくられました。

広報担当自身、本の読み聞かせをしてもらうのは数十年ぶり。穏やかな気持ちで、聞き入ってしまいました。慌ただしく過ぎていく日々ですが、見落としがちな日常の小さな出来事に目を向けて、毎日ご機嫌に過ごしたいなあと思うひとときでした。

読み聞かせの後も演奏は続き、最後はアンコールの声に応えて、プログラムになかった「あわてんぼうのサンタクロース」を演奏してくれました。

みんなで手拍子をしながら最後の一曲を楽しみ、終わった後は拍手がやみませんでした!

12拍手 (2).JPG 12拍手 (1).JPG

今回のクリスマスコンサートでは、午前・午後の部を通じて、合計33名の方が参加してくださいました。

フロール横浜井土ヶ谷には、個人情報を明かさずに書き込みをしたり読んだりできるオープンチャットがあります。

このオープンチャットに、

「素晴らしいコンサートだった」

「クリスマス気分が味わえた」

「午後の部に是非参加してみて」

と、コンサート終了後に早速、次々と嬉しい書き込みがあったそう。

コンサートに参加していただいた方たちの感想を伺って、主催した公社やユースクラシックのお二人、いどばたスタッフ一同嬉しさがこみ上げました。ご入居者の皆さんの温かい言葉が、イベントをより素敵なものにしてくれました。

今後も各団地でコミュニティの維持・発展に向けたチャレンジを進めていきます。

神奈川県住宅供給公社では、今回ご紹介した音楽コンサート以外にも、子育て世代を応援する「手形足形アート」イベントなど、ご入居者の方でなくても交流ができる場をたくさんご用意しています。

イベント情報はこちらをご覧ください。
https://www.kosha33.com/event/

音楽やイベントを通じて、コミュニティの輪を広げ、より豊かな住まいとくらしを作り上げていくために引き続き努力してまいります。皆さまのご参加をお待ちしています♪

今回の公社の賃貸

フロール横浜井土ヶ谷

フロール横浜井土ヶ谷.jpg
【団地紹介】ずっと。もっと。この街と。「フロール横浜井土ヶ谷」
物件概要】●所在地/横浜市南区井土ケ谷中町1番10●規模/130戸●専有面積/34.41㎡~65.10㎡●間取り/1R~3LDK●竣工/令和6年1月●アクセス/京急本線「井土ヶ谷」駅下車、徒歩約9分、横浜市営地下鉄ブルーライン「蒔田」駅下車、徒歩約9分

関連WEBサイト

音楽で団地活性化!フロール川崎戸手「ふれあいコンサート」で住民交流(2023.12.11)
https://www.kousha-chintai.com/blog/efforts/post-44.php

音楽でつながる 二宮団地「歌声ダイニング」をレポート!(2023.08.30)
https://www.kousha-chintai.com/blog/efforts/post-35.php

集会所を使った「団地ミニコンサート」を再開!"音楽の力"でコミュニティづくり(2023.08.07)
https://www.kousha-chintai.com/blog/efforts/post-33.php

平鹿(総務広報課) こんにちは! 皆さんに公社の取り組みを知っていただけるよう、どんどん情報発信していきます。