公社の賃貸ブログ
団地の防犯は大丈夫?空き巣に狙われやすい条件と対策について
こんにちは!神奈川県住宅供給公社の田中です。
皆さんはご自宅の防犯対策としてどのようなことに気を付けていますか?
今回は団地における防犯対策についてのお話です。
空き巣や泥棒に狙われやすい家とはどんな家か、空き巣の侵入を防止するにはどのような対策が必要か、団地ならではの防犯機能についてもお話します。
空き巣や泥棒に狙われやすい住まいはこんなところ
空き巣や泥棒は、家に侵入する前には必ず住宅やその周辺を下見します。
下見の結果「この家は侵入しやすそうだ」と判断されると、実際に狙われてしまうのです。
狙われやすい家の条件は下記のようなものです。
・人通りが少なく人目に付きにくい住宅街
・家の周りに塀や植木があり死角が多い
・侵入しやすい1、2階の住居
・3階以上の中高層階は侵入時に人目に付きにくい
・屋上に簡単に出入りができるマンション
・近所付き合いが希薄で居住者同士の面識がないエリア
・駅から近く犯行後に逃げやすい場所にある
・夜間に街灯が少ない
・夜になっても家の電気がつかず共働きであることがわかる家
・ゴミ出しのマナー違反や建物への落書きなどが目立つ地域
一番はやはり「人通りや人の目が少ない」ということです。
人が少ない、または近所付き合いがなく近隣住民との面識がないと、不審者がうろついていても気づかれにくいからです。
また、ゴミ出しのマナー違反や建物への落書き、ごみのポイ捨てなどが多いエリアは地域コミュニティのつながりや防犯意識が希薄なことが多く、狙われやすいポイントともなってしまいます。
団地ならではの防犯機能について
団地ではマンションと比べ、オートロックや防犯カメラなどの共有設備がないところが多いかもしれません。
しかし、狙われる条件として一番大きなものは「人目が少ない」ということ。
空き巣は、ご近所との付き合いが多く連帯感のある住宅街への侵入は避ける傾向があります。
長く暮らす住人が多く近所付き合いや自治会活動が盛んな団地などでは、不審者がうろつくと「見慣れない人がうろついている」ということがすぐにわかります。
お付き合いのあるご近所の方と「最近不審者が出ている」「〇階に泥棒が入った」などの情報交換やお互いに注意喚起をすることもできます。
団地では日頃からご近所付き合いや自治会活動などを通して近隣居住者や地域住民と顔見知りになり、「地域の目」を形成して犯罪に遭いにくい団地作りをすることができるのです。
団地でも対策可能!おすすめの防犯対策グッズ
自分自身でも空き巣や泥棒に入られないようにする防犯対策は重要です。
不在であることを外から分かりづらくするため、長期不在時は新聞を止める、夜まで外出する時は洗濯物を外に干さないなど狙われない対策も必要ですが、狙われてしまった場合に「侵入を防ぐ」対策も同時に行いましょう。
鍵のピッキングやドアのこじ開けなどで5分以上の時間がかかる場合は泥棒の約7割が、10分以上かかる場合はほとんどの泥棒が侵入を諦めると言われています。
泥棒の侵入を防ぐには、侵入するのに時間がかかるような対策を行っておきましょう!
泥棒の侵入を防ぐ便利グッズ
サムターンカバー
ドアに穴をあけて針金などでロックを解除する「サムターン回し」を防止するグッズです。
ドアに付いている鍵のつまみ(サムターン)を回せないように、両面テープなどでカバーを貼り付けるだけなのでとても簡単です。
補助鍵
玄関ドアや窓に補助鍵をつけるのも有効です。
こちらも大がかりな工具などは不要で、両面テープや既存の鍵に組み合わせて設置できるものもあります。
鍵の数が増えるほど侵入に時間がかかるため、補助鍵の存在が見えているだけでも空き巣や泥棒の侵入を防ぐことにつながります。
ドアガードプレート
ドアの隙間を埋めることで、バールなどを差し込んでドアをこじ開けられるのを防ぎます。
玄関ドアに隙間がある住宅には特に有効です。
ドアスコープカメラ
玄関の覗き穴に取り付けられるワイヤレスカメラです。
工事不要で取り付けられるものが多く出ています。
覗き穴を外から覗かれるのを防ぐ効果もあります。
どれもホームセンターなどで簡単に手に入り、取り付けにドライバーやネジなどの工具は不要なので、賃貸でも十分活用することができます。
ご近所付き合いと防犯グッズで防犯対策!
・空き巣は必ず下見をしてから犯行に及びます。人通りが少なく人目に付きにくい、見知らぬ顔が歩いていても目立たないといった条件の住宅は侵入時のリスクが少ないため、特に空き巣や泥棒に狙われやすいです。
・団地では長く暮らす住人も多く自治体活動なども活発なため、ご近所さんとの関係も形成しやすいです。ご近所付き合いが多いと、不審者が入ってきた場合もすぐに目につき、不審者情報もみんなで共有して注意喚起をすることができます。
・侵入時に時間がかかると、空き巣は侵入を諦めます。サムターンカバーやドアガードプレート、補助鍵などの防犯グッズを活用して空き巣や泥棒の侵入を防ぎましょう。団地や賃貸でも問題なく利用できる防犯グッズがたくさんあります。
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田中(募集契約課) 公社では建替から地域活性化事業まで経験しました!絶賛子育て中です。 「公社の賃貸」の魅力をお伝えできるよう頑張ります。