公社の賃貸ブログ

楽しく、お得で、快適に。ちょっとした工夫でさらに省エネができる暮らしのコツ「家事をする」

2024.05.01

省エネのヒント

前回(「家で過ごす」)に引き続き、東京ガス株式会社のご協力により「ウルトラ省エネブック~楽しく、お得で、快適に。ちょっとした工夫でさらに省エネができる暮らしのコツ~」の情報を共有させていただくことになりました。

「ウルトラ省エネブック」では、家庭で消費するエネルギーやCO2(二酸化炭素)などの温室効果ガスを減らす68の「省エネアクション」を「家で過ごす」「家事をする」「料理をつくる」「バスルーム・トイレを使う」「買い物をする」の5つの生活シーンに分けてご紹介しています。

第2回は、「家事をする」から4つの省エネアクションを紹介します。

家事をする

掃除は小まめに、洗濯はまとめて。片づけ上手で、CO2も節約を!

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イラスト出典:東京ガス都市生活研究所「ウルトラ省エネブック」(2023年1月)



散らかった部屋、たまった汚れ。片づけ始めたら1日がかり...という経験、ありますよね。でも、省エネを意識すれば、お部屋もきれいになること請け合いです。
洗面所の鏡にはねた水や石けんの泡は、その場でさっとひと拭き。ガスまわりの油や焦げは、温かいうちに台ふきんで拭き取って。床や畳もモップやほうきで小まめに掃除をすれば、掃除機は週末かけるだけ。
汚れは時間が経つほど落ちにくくなります。その都度きれいにすれば、洗剤や水や電気はもちろん、時間も節約。いつも気持ちよく過ごせます。
洗濯は、まとめ洗いが省エネです。洗い終わったら自然に乾かして、仕上げに衣類乾燥機を使うのもおすすめ。それだけで省エネになって、生乾きともサヨナラです。



まとめ洗いで電気も水も時間も節約

洗濯物はまとめて洗う

少量の洗濯物を毎日少しずつ洗うよりも、洗濯機の容量に合わせて、洗濯回数を減らすと省エネにつながります。

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掃除機も時短を心がけて、集塵パックも小まめに交換

掃除機を上手に使おう

掃除機をかける時間を短くし、モップを使ったり、集塵パックを適宜交換したりすると省エネにつながります。



汚れがこびりつく前にさっと、ひと拭きを習慣に

汚れはその場で落とそう

洗面所に小さなタオルを常備して、水はねや鏡の汚れはその都度さっと、ひと拭きすれば、洗剤を使った掃除の回数も洗剤も減らせます。



置き場所を決めるだけで時間も電気も節約!?

部屋を片づけてから掃除機を

ものをどかしながら掃除機をかけると、余計な時間やエネルギーを使います。ものは使い終わったらその都度元の場所に戻しましょう。
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環境にやさしいのはもちろん、家計にも優しいのが省エネです。自分ができる省エネアクションをぜひ探してみてください。

詳しくは、東京ガス都市生活研究所「ウルトラ省エネブック」をご覧ください。

https://www.toshiken.com/ultraene/


~公社の省エネアクション~

■県内産木材の活用でCO2を削減!

県産材の活用には脱炭素と地産地消がもたらす効果があると注目されています。
植林から木材活用までをサイクル化することで、炭素貯蔵量を増やしてCO2を削減するとともに、地域内で林業~製材~施工を行うことで輸送に係るCO2排出の削減にも効果があります。また、林業、製材業、建設業をすべて地域内で行うことができれば、地域の仕事が増え、木の循環だけでなく、お金も地域内で循環し、地域活性化につながります。県内産木材は一部の団地で使用されています。



二宮団地(二宮町)

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小田原杉を使ったリノベーション。厚さ25mmの杉の無垢材(むくざい)のフローリングや団地オリジナルの杉製キッチンなど、個性的な住戸。設計・デザインから製材、施工までを小田原地区木材業協同組合と連携して実施。地産地消、地域創生型プランとして、地域経済の発展に寄与しています。

アンレーベ横浜星川(横浜市保土ヶ谷区)

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1954(昭和29)年に竣工した「桜ヶ丘共同住宅」を"1棟丸ごとリノベーション"した賃貸住宅。居室の床材には小田原産杉無垢材(むくざい)フローリングを使用しました。居住者の入れ替わりがある賃貸物件で、材質が柔らかい杉無垢材を使用するのは珍しいのですが、市販のフローリングにはない温かみや自然の風合いが人気を得ています。

Kosha33(横浜市中区)

Kosha33.JPG Kosha33床.JPG


2018(平成30)年、横浜市中区にある公社本社ビル1階を情報発信の拠点「Kosha33」として整備しました。幅36m、日本初の西洋式道路である日本大通りに面した、全面ガラスの窓で開放的な空間とし、外から見てもただのオフィスビルでなく、温かみのある空間づくりを目指し、県内産の小田原杉の無垢材(むくざい)を約300m²に使用。床材の厚さは25mmあり、木の中心に近い木裏(きうら)部分を表面にし、赤味が美しい状態を採用されています。なお、1階床の小田原杉の下には、公社が所有する共同里山(小田原市小竹)の竹林整備により切り出された真竹を若葉台炭焼き工芸普及会と湘南二宮ふるさと炭焼き会が竹炭に焼き上げたものが約500kg敷き詰められ、消臭浄化効果が期待されます。
※現在、公社ビル改修工事のため、Kosha33は休館中です。




関連サイト

当公社事業とSDGsとの繋がり
https://www.kanagawa-jk.or.jp/action/revitalization/environment.html
県内産木材の活用
https://www.kanagawa-jk.or.jp/action/woods.html




石井(総務広報課) 公社の事業や取組みなど、取材しレポートしてきます! 公社のホームページやFBもぜひご覧ください! 公社のホームページ https://www.kanagawa-jk.or.jp/ FB https://www.facebook.com/kanagawajk/