若葉台団地「わかばダイバーシティスペース・Wakka（わっか）」をご紹介！

今年8月に1周年を迎えた、若葉台団地（横浜市旭区）ショッピングタウンわかばにある、わかばダイバーシティスペース「Wakka（わっか）」をご紹介します。
多世代が住む、若葉台団地ならではの交流拠点として親しまれています。

わかばダイバーシティスペース「Wakka（わっか）」

「Wakka（わっか）」は、多様多機能交流拠点です。
多世代が触れ合う場所として、「ショッピングタウンわかば」に開設されました。
認定NPO法人若葉台が運営。神奈川県住宅供給公社と（一財）若葉台まちづくりセンターは、公社が所有する商店街の一角を提供するなど、このプロジェクトに関わっています。
施設内は、多様性活動スペース、学習・ワーキングスペース、多目的小部屋、ブックカフェスペースと4つのスペースに分かれています。

午前中は、高齢者や小さなお子さま連れの親子などが利用されています。午後になると、学校から帰ってきた小学生が共働きの親御さんとの待ち合わせなどをしながらゲームや宿題をするなど、賑やかになります。夕方からは、中高生が自習するスペースに。
時間帯によって、Wakkaには様々な世代の若葉台にお住まいの方が集まり雰囲気が変わりそれぞれ様々な顔を見せます。

多様性活動スペース

多様性活動スペースでは、「コンサート」「おまつり」「子育て世代の思い出サロン」など、若葉台地区センターや、若葉台カルチャーセンターにて講師経験のある方などが主催するイベントが随時開催されています。
団地内の掲示板などで開催をお知らせしています。
取材をした日は、「スマホ教室」と「はじめての切り絵展」が開催されていました。

第２作業所わっか（地域作業所）

今年4月、「Wakka」に障がい者支援「地域作業所」が新たに開設され、障がいのある方々が活躍できる場が増えました。
「第２作業所わっか」は、通所されている方のスキルアップ、経済的な自立の手助け、自己表現、地域との交流の場として、日中の活動や創作活動、生産活動の機会を提供しています。
日中の活動や創作活動として、自主製作作品の販売／野菜の収穫や農業／野菜の販売／多様性スペースの清掃・管理／パソコン／軽作業などを担当しています。

貸本コーナー

貸本コーナーは、若葉台にお住まいの方による寄付で集まった本や漫画を貸し出しています。本や漫画は、Wakka内で自由に読むことができます。

学習・ワーキングスペース

テスト期間中には、多くの中高生が勉強に学習・ワーキングスペースを利用しています。

多目的小部屋

BOOK STAND若葉台（ブックカフェスペース）

店内の棚に並ぶ書籍は、新刊も古本もあり、どれも店主の方が若葉台にお住まいの方にお勧めするこだわりの本が並んでいます。
店主は、「普通の本屋に置いてある本が少ないかもしれませんが、お客様からの要望があれば、お店にない本の取り寄せもできます。」と話してくれました。


また、今年、お客様の要望により「ワカバのホンダナ」というシェア本棚（棚貸コーナー）も新設しました。
本好きの地域の方に、本棚の一区画を貸し出しており、お勧めしたいお気に入りの本や絵本、フォトブックなどを、販売することができます。
団地のコミュニティを生かし、お客様に寄り添った本屋さんです。

ドリンクスタンドコーナー

店内に併設されたドリンクスタンドでは、お店こだわりのコーヒーやクラフトビールなども販売しており、気軽に立ち寄っていただける雰囲気がありました。

多様多機能交流拠点として、成長を続けているわかばダイバーシティスペース「Wakka」は、2023年8月28日に、一周年を迎え、9月3日には1周年記念交流会が開催されました（https://www.npowakabadai.com/2023/09/09/わっか1周年交流会開催/）
若葉台にお住まいの方が様々な形で利用することで、多様多機能交流拠点として広がりを見せています。Wakkaは、ダイバーシティスペースとして1年でどんどん、バージョンアップしました。これからも若葉台らしいパワフルな場所になっていくと期待しています。

●関連ブログ
わかばダイバーシティスペース「Wakka（わっか）」の開所式が行われました。（2023.08.31）
https://www.kousha-chintai.com/blog/efforts/wakka.php
公社の賃貸：団地紹介～団地が一つの街に「横浜若葉台」
https://www.kousha-chintai.com/danchi-intro/yokohama/1160.php