公社の賃貸ブログ
地域の絆が深まる!横浜若葉台団地と相模原田名団地の秋祭りレポート
神奈川県住宅供給公社が管理・運営している、県内72物件、13,500戸の団地では、年間を通して地域住民の皆さまによる様々なイベントが開催されています。夏の暑さが和らぎ、涼しい風が吹き始めたこの季節を楽しむべく、「横浜若葉台団地」「相模原田名」で開催された2つの秋祭りに行ってきました。
秋空の下で楽しむ!横浜若葉台団地の「第41回若葉台秋祭り」
10/12(土)、横浜若葉台団地(横浜市旭区)で開催された「第41回若葉台秋祭り」。このお祭りは、若葉台連合自治会と若葉台秋祭り実行委員会の主催で行われ、横浜若葉台団地にお住まいの方をはじめとして、遠方に住むご家族や、近隣の方など、多くの来場者が訪れました。
横浜若葉台団地では、年間を通じて様々なイベントが開催されていますが、花火が打ち上げられるお祭りは毎年盛況の地域の一大イベント。
これまでは夏祭りで花火が打ち上げられていましたが、近年の厳しい暑さを避け、今年から秋に移動しての開催となりました。
子どもみこし
お祭りのスタートは、わかばの広場に集まった子どもたちから。
子どもなら誰でも参加できる「子どもみこし」は、午前11時の笛の合図で5基の神輿と1台の山車が出発し、子どもたちは神輿を担いで山車を引き、「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声と共に、商店街を元気に練り歩きました。
商店街を抜けると滝の広場でひと休み。ジュースで水分補給をしてリフレッシュしたら、再び商店街を抜けてわかばの広場に戻り、ご褒美のアイスを食べて休憩してから解散しました。
商店街にお買い物に来ていた地域住民の皆さんも、買い物の手を止めて見守ったり、「子どもみこし」と一緒に歩いたり、子どもたちと一緒に楽しんでいる様子でした。
「子どもみこし」に参加した皆さん、お疲れ様でした!
横浜創英大学の模擬店出店
午後3時からは、商店街中央にあるふれあい広場と若葉台公園多目的広場に模擬店が並び、秋祭りを楽しむ人たちで大にぎわい。
今年3月に公社、若葉台まちづくりセンターと地域活性化などを目指す連携協定を結んだ横浜創英大学の学生たちは、「スーパーボールすくい」の模擬店を出店。学生たちは参加した子どもたちに、「うまい、うまい!がんばれ!がんばれ!」と声援を送ったり、スーパーボールをすくうポイが破れてしまったら「あー、残念!1個プレゼントするね!」と笑顔で声をかけ、たくさんの子どもたちに楽しんでもらいました。結果、なんと637人もの方が参加してくれました。
横浜創英大学との取り組みはこちらの記事もご覧ください。
笑顔の連鎖!横浜若葉台×横浜創英大学 連携協定の取り組みがはじまりました!
https://www.kosha33.com/life/kjk-culture/post-123.php
ステージショー
若葉台公園多目的広場もたくさんの人で賑わっていました。
午後4時からはステージショー!
チアリーディングクラブ「SHINING」、キッズミュージカル、若葉台中央学童「若葉太鼓」、創作和太鼓集団「打鼓音」が披露され、日が暮れるにつれて、祭りはさらに盛り上がりを見せました。
ステージ前には大勢の観客が集まり、演奏者たちの迫力あるパフォーマンスに大きな拍手が送られていました!
輪踊り
午後6時からは、輪になって、輪踊りを楽しみました。
待ちに待った花火!
午後7時、ついに花火が打ち上げられる時間がやってきました。実行委員長から、「夏祭りから秋祭りへと移動しましたが、秋の空気の中で花火がより美しく見えると思います。思い切り楽しんでください」と挨拶があり、祭りの熱気は最高潮に!
花火が打ち上がる瞬間をみんなで「3.2.1」とカウントダウン。

2000発もの豪華な花火が空に広がり、観客から拍手が上がりました!
今年の「若葉台秋祭り」も大盛況。子ども神輿や模擬店、ステージショーに輪踊り、花火と盛りだくさんの内容で、地域の皆さんが一丸となって楽しんでいました。来年も楽しみです!
横浜若葉台団地
団地が一つの街に「横浜若葉台」
https://www.kousha-chintai.com/danchi-intro/yokohama/K119801000.php
田名団地祭り-50年 意識が変われば 楽しい団地祭り-
10/13(日)、相模原田名団地(相模原市中央区)で開催された「田名団地祭り」。今年は相模原田名団地が50周年を迎え、外壁塗装工事も完了した記念すべき年。例年より内容が盛りだくさんでした。
開会式と50周年の祝賀
まず、相模原田名団地自治会松川会長の開会宣言でスタート。「団地を管理する神奈川県住宅供給公社、キッチンカー、実行委員会をはじめ、皆さんの多大な協力のおかげでこの祭りが実現しました。ありがとうございます!」
外壁塗装と大規模改修
相模原田名団地は昭和50年に建設され、去年の8月から約1年かけて7棟の大規模修繕工事が行われました。
外壁塗装が行われ、大きく見た目の変わった相模原田名団地。公社からは賃貸事業部の鈴木航さんより、外壁デザインに込められた想いを説明させていただきました。
「相模原田名団地の周辺地域は、田名むかいはら遺跡をはじめ、多くの歴史に触れることができます。外壁デザインには、この歴史から着想を得て、2万年前から現在にまで至る田名地区の地層をイメージした3つの層で色が構成されました。
各階の境界部分には黒曜石や縄文式土器をイメージした色が施されています。
着色にあたっては、4つの色とともに、公社の想いを乗せています。
上層階の白色は『孤立することなく住民同士が繋がり合い、明るい未来に向かって住まい続けてほしい』という想い、建物左部分のグレーは既存の建物の色に近い色で塗られており、これまで慣れ親しんできた『住民の方々への感謝』、建物右部分のクリーム色は『この団地の暖かさを動力に、更なる活力が団地内で生まれてほしい』、そして建物中央部分の茶色はこの場所で長い時間をかけて積み上げてきた『相模原田名団地そのものへの敬意」』を表現しています。」
この外壁塗装は、お住まいの方がたの団地に対する深い想いを形にしたいと公社が工事関係者や、多くの方々の協力を得て実現させたもの。
住民の皆さんは鈴木航さんの説明に、外壁を眺めながら「なるほど!」「そういうことだったんだ!」と興味深く聞き入っておられました。
大規模修繕工事では外壁塗装のほか、バルコニーの手摺の交換や、階段の壁・床・ドアの改修、室内のリフォームなども行われ、会場となった相模原田名団地5号棟横公園には相模原田名団地建設当初の写真や、修繕後の写真も展示され、懐かしさと新しさが交錯!
イベントも盛りだくさん!
公園の前にはキッチンカーが並び、住民や地域の皆さんが列を作って美味しい料理を楽しんでいました。
中には、毎週水曜日と金曜日に来てくれているFunny's Kitchen~安心見守りキッチンカー~をはじめとして、計6台のキッチンカーが集まりました。
キッチンカーの前でビール片手に世間話をする住人の方もいて、この日を待ちわびていた様子
午後には相模原田名団地のサークル、太極拳同好会による太極拳のデモンストレーション
12時からはカラオケ大会。エントリーした13人は、思い思いの歌を披露しました。中には90点を超える高得点を出す参加者も!
今年の田名団地秋祭りは、50周年と大規模修繕工事の完了を祝う特別な年にふさわしい盛り上がり。住民の皆さんの協力と地域の温かい支えが感じられる、素晴らしい一日でした。来年もまた、この地域の絆が深まる素晴らしい祭りになることを期待しています!
相模原田名
シンボルの給水塔がそびえたつ「相模原田名」
https://www.kousha-chintai.com/danchi-intro/sagamihara/K119734000.php
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平鹿(総務広報課) こんにちは! 皆さんに公社の取り組みを知っていただけるよう、どんどん情報発信していきます。