公社の賃貸ブログ

賃貸で4人家族におすすめの間取りはこれ!選ぶポイントもご紹介

2021.08.02

団地の知識

こんにちは!神奈川県住宅供給公社の田中です。

賃貸で4人家族の暮らしに適した物件を選ぼうとするとき、つい部屋数の多さに注目しがちではないでしょうか。

実は、4人家族でも1LDKに暮らせることもありますし、2LDK、3LDK、4LDKがぴったりのケースもあります。

今回は賃貸で4人家族におすすめの間取りや、間取り選びのポイント、ライフステージごとの間取りの考え方についてお伝えします。

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賃貸で4人家族におすすめの間取りは?

賃貸で4人家族におすすめの間取りは、1LDKから4LDKまで様々です。

それぞれの間取りがおすすめである理由と、暮らしのイメージをご紹介します。

1LDK:子どもが小さい家族に

1LDKは、8帖以上のリビングダイニング(LDK)と部屋が1つの間取りで、家賃は2LDK以上の間取りよりも格安です。

子ども部屋を必要としない就学前の子どもがいる家族や、家族の生活時間がほぼ同じ(夜勤などがない)家族におすすめです。

4人家族に必要な住まいの面積の目安は、5歳までの子どもが1人いる家族では45㎡以上、子どもが6歳以上の家族では50㎡以上となります(国土交通省策定「住生活基本計画」より)。

1LDKでこの面積をクリアしている物件は、10帖以上の広いリビングに大きめの部屋1つを設けた間取りが多いです。

基本的な生活スタイルは、1つの寝室に家族みんなで就寝、生活の場はリビングが中心といった形になります。

家族が一緒にいる時間が長くなるので、お互いのコミュニケーションがとりやすいことも1LDKのメリットです。

2LDK:まだ個室は要らない子どもがいる家族に

2LDKは、10帖以上のリビングダイニング(LDK)と部屋が2つの間取りで、賃貸物件の数が多く、選択の幅が広いです。

まだ個室は必要としない子どものいる家族や、夜勤などで生活リズムに違いがある家族におすすめです。

部屋が2つあるので、例えばこんな使い方をすることができます。

1部屋を家族の寝室もしくは夫婦の寝室として利用し、1部屋を子ども部屋にする

小さいうちは家族全員で寝て、子ども部屋は子どもの物を置きつつ一時的な寝室としても使えるようにしておけば、生活リズムの違いがあってもストレスなく暮らせます。

成長したら夫婦の寝室とし、子ども部屋にベッドを設けるようにしても良いでしょう。

1部屋を家族全員の寝室に、1部屋を書斎にし、リビング学習できるスペースを設ける

子どもの個室が必要ないうちはリビングの一角にワークスペースを設け、成長したら書斎を子ども部屋に...という使い方もできるでしょう。

3LDK:4人家族に最も一般的な間取り

3LDKは、10帖以上のリビングダイニング(LDK)と部屋が3つの間取りで、4人家族が暮らす間取りとして最も一般的です。

個室が欲しくなる中学生以上の子どもがいる家族におすすめです。

子ども部屋に行く際に必ずリビングを通る間取りを選ぶと、家族同士が顔を合わせる機会が増えてコミュニケーションをとりやすくなります。

部屋が3つあるので家族の状況に応じて臨機応変に対応でき、例えばこんな使い方をすることができます。

2部屋を各子ども部屋として利用し、1部屋を夫婦の寝室にする

プライバシーを重視する家族や、異性の兄弟姉妹がいる場合、子ども一人ひとりに個室を用意すると良いでしょう。

1部屋を子ども2人で使い、1部屋を夫婦の寝室に、1部屋は臨時の寝室兼収納部屋や趣味部屋に

子どもが2人とも同性の場合、広めの1部屋を2つに仕切って子ども部屋として利用するケースもあります。

大人の就寝スペースが2部屋あると、生活リズムが異なる家族でも互いの睡眠を邪魔しないで過ごせます。

4LDK:4人家族にゆとりの間取り

4LDKは、10帖以上のリビングダイニング(LDK)と部屋が4つの間取りで、4人家族の暮らしでもゆとりを感じられます。

それぞれ個室を持ちたい家族や、宿泊を伴う来客が多い家族、持ち物が多い家族におすすめです。

部屋数が多い分、専有面積が広くなって家賃も高額になるため、賃貸物件として数は多くない間取りです。

4LDKはマンションの他、戸建ての賃貸でも見られます。

4つの部屋は様々な目的で活用することができ、例えばこんな使い方をすることができます。

家族全員が個室を持つ

2部屋は子ども部屋にして、残りの2部屋を夫の部屋と妻の部屋に分けます。

子ども同士でも互いのプライバシーが守られ、生活リズムに違いがある夫婦でも互いの安眠を確保できます。

2部屋は子ども部屋、1部屋は夫婦の寝室、1部屋は来客用の部屋とする

子どもの祖父母など、頻繁に泊り客が訪れる家庭では、1部屋を来客用に確保するのも良いでしょう。

リビング横の部屋は普段はリビングの延長として利用し、来客時だけ客間にすることも可能で、使い勝手が良いです。

1部屋は収納部屋、3部屋は子ども部屋や夫婦の寝室、客間などに利用する

持ち物が多い家族では、思い切って1部屋を収納専用の部屋に当てることで、他の部屋をスッキリと片づけることができます。

賃貸の間取りを選ぶポイントもご紹介!4人で住むなら?

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間取りを選ぶとき、自分たちに必要なことを見極めた上で部屋を選ぶと、暮らしにぴったりな無駄のない間取りを選べます。

考えるべきポイントは、家族の生活リズム、子どもの年齢と性別、荷物の量と収納のバランスです。

家族の生活リズム

夜勤や早朝勤務など、一般的な生活時間と異なるリズムで生活する家族がいる場合、他の家族とは就寝時間が違ってきます。

睡眠は、毎日を健康に暮らすためにとても大切なものなので、質の良い眠りを可能にするためにも寝室を分けたほうが良いでしょう。

生活リズムの異なる家族が眠る部屋と、他の家族が眠る部屋の2部屋は確保したいので、2LDK以上の間取りを選ぶのがおすすめです。

子どもの年齢と性別

子ども部屋を設けるかどうかは、年齢と性別によって判断すると良いです。

未就学児(小学校入学前)の時期は家の中でケガをすることも多いので、親の目が届く範囲に遊び場を作れる間取りが良いでしょう。

リビングの一角にキッズコーナーを作ったり、隣接した部屋を遊び場に使うケースもよくあります。

小学校に入ると学用品や学習机など物が増えるので、子ども用の部屋があると便利です。

お子様によっては個室が早い場合もあるので、兄弟姉妹で共同で使う子ども部屋が1部屋あれば十分といえるしょう。

中学生以上の場合は、プライバシーを守るためにも個室を用意すると良いでしょう。

子ども2人の性別が同じ場合は、1つの部屋を2つに仕切って共同で利用するケースも。

子どもが小さいうちは1LDK~2LDK、中学生以上になったら2LDK~3LDKの間取りがおすすめです。

荷物の量と収納のバランス

4人家族ともなれば荷物の量も相当なものになるはず。

大人の趣味の道具や子どもの習い事の道具、衣類、寝具、履物など、どのくらいのスペースがあれば収納しきれるのか確認しておきましょう。

賃貸では収納がない部屋も珍しくありません。

物件を選ぶ際は、押し入れやクローゼットなどの収納スペースに入りきる量なのか、物件情報をチェックしてください。

備え付けの収納スペースでは足りない場合、荷物を減らすか、1部屋を収納専用に当てることを考えてみても良いでしょう。

1部屋を使えばウォークインクローゼット風におしゃれな収納部屋にしたり、狭いところに押し込むよりは、物が取り出しやすい・見つけやすいといったメリットもあります。

4人家族で賃貸の間取りを選ぶ際に、ライフスタイルの変化も見据えよう

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長く住むつもりなら、間取りを考えるときに時間の経過に伴う家族の変化もイメージする必要があるでしょう。

子育ての時期、子どもが独立していく時期、親世代との同居を始める時期と、ライフステージは変化し、家族に最適な間取りも変化するためです。

子育ての時期

子どもが低学年くらいまでは子ども部屋がなくても困りませんが、長く住む予定なら将来必要になることも念頭に置き、各個室にするのか1部屋を仕切るのか考えて間取りを選びましょう。

年の差のある兄弟姉妹であれば、下の子が個室を必要とする頃には上の子が独立していることもあり、子ども部屋は1部屋で済む場合もあるでしょう。


子供部屋があった方がいい時期は長く見積もって15年、子どもが大きければ5年くらいと考えると、部屋が多すぎても持て余してしまう可能性もあります。

その点も想像しながら、夫婦だけになった場合の部屋の使いみちも考えて間取りを選べると良いですね。

親との同居

子どもが独立して夫婦2人の生活になれば、部屋を持て余す可能性はありますが、このくらいの時期は親との同居という変化が訪れる頃でもあります。

親との同居では、互いの生活スタイルに大きく干渉することなく、それぞれの暮らしを尊重しながら日々を過ごすことが大切です。

間取りとしては最低限、親の寝室と自分たち夫婦の寝室の2部屋は必要でしょう。

自分たちの来客と親への来客が重なるときは、部屋が2つだけだと対応に苦慮します。

そんなときは、リビングの他に客間として使える部屋が1部屋あると重宝します。

さらに、独立した子ども達が帰省した際に使える部屋もあると便利です。

将来、親との同居も考える場合はそれぞれの生活を保ちつつ、快適な生活を送るために3LDK~4LDKの間取りがおすすめです。

賃貸なら4人家族にぴったりの間取りを選べます!

賃貸で4人家族におすすめの間取りは、1LDK、2LDK、3LDK、4LDKの全て。

子どもが小さいうちは1LDKや2LDK、中学生以上になったら3LDK以上が一般的です。

4LDKであれば、4人家族でも空間的にゆとりのある暮らしができます。

間取りを選ぶ際は、家族の生活リズムや子どもの年齢・性別、荷物の量などを考えて選びましょう。

また、長期的な時間の経過に伴うライフステージの変化を考えることも大切です。

神奈川県内の賃貸物件を取り扱う公社の賃貸では、4人家族にピッタリの1LDK、2LDK、3LDK、4LDKの物件が豊富に揃っています。

公社の賃貸でご家族にピッタリの物件をぜひ見つけてくださいね!

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田中(募集契約課) 入社8年目、建替から地域活性化事業まで経験しました! 「公社の賃貸」の魅力をお伝えできるよう頑張ります!。 座右の銘は『どんなことにも感謝しなさい』