公社の賃貸ブログ

新婚夫婦に最適な賃貸物件の間取りは?失敗しないための注意点も

2021.04.15

団地の知識

こんにちは!神奈川県住宅供給公社の田中です。

新婚で賃貸物件を借りる際、さまざまな間取りの中からどの間取りを選ぶと良いのか迷ってしまいますよね。

一口に新婚といっても、生活スタイルや職業、収入、子どもが生まれるタイミングなどで暮らしやすい間取りは異なります。

自分たちにぴったりの間取りの部屋で生活することは、快適な暮らしを送るうえでとても大切です。

今回はいろいろな新婚夫婦に最適な賃貸の間取りや話し合いのポイント、物件の選び方や注意点についてお伝えします。

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新婚夫婦に人気の間取りとは?間取りごとのメリットもご紹介

まずは新婚夫婦に人気の間取り・おすすめの間取りについて、間取りごとのメリットと共にご紹介します。

人気No.1は2LDK!

新婚夫婦のみなさんに人気No.1の間取りは、リビングダイニングキッチン(LDK)の他に居室が2部屋ある2LDKです。

一般的にLDKは10帖以上あり、ダイニングテーブルやソファーをゆったりと配置できます。

居室が2部屋あるので、1部屋を寝室専用に使ってもあと1部屋余裕があります。

来客に泊まってもらったり、夫婦喧嘩をしたときに一人になったり、子どもが生まれたら子ども部屋にしたりと、多目的に活用できて便利です。

夜勤がある仕事をしていると、夫婦で生活リズムが異なる場合もあります。

居室が2部屋あると必要に応じて寝室を分けることができるので、お互いの睡眠を邪魔しないで生活できます。

リーズナブルな2DKと3DK!

部屋数が欲しいが家賃は抑えたいときは、専有面積の割に部屋数が多く、家賃もリーズナブルな2DKや3DKがおすすめです。

1980年代に多く建築された「●DK」の間取りの賃貸物件は、築年数が古いなどの理由から抑えめの家賃設定が多いです。

部屋の構成はダイニングキッチン(DK)の他に居室が2部屋もしくは3部屋となります。

DKの広さは6帖以上10帖未満が一般的で、小さめのダイニングテーブルを配置するには十分な広さがあります。

広めのダイニングではテレビやソファーを配置することも可能です。

ダイニングと隣の部屋が引き戸で仕切られている場合、戸を外せばダイニングと隣室に一体感が生まれLDKのような使い方もできます。

2部屋以上の居室を活かして、生活リズムの異なる夫婦の寝室を分けたり、1部屋を仕事部屋や子ども部屋にしたりもできるでしょう。

3DKでは、寝室の他に趣味部屋や収納部屋といった、特定の目的をもった部屋を作ることも可能です。

コンパクトな1LDK!

リビングダイニングキッチン(LDK)の他に居室が1部屋の1LDKはとてもコンパクト。

生活空間としてはリビングか寝室かの2択ということになり、新婚夫婦の2人の距離がとても近い生活を送れます。

生活リズムが同じで、いつも2人でいることを楽しめる夫婦に特におすすめの間取りです。

1LDKの間取りではLDKの広さが8帖以上あることが一般的で、2人用のダイニングテーブルやソファーを配置することが可能です。

部屋数が少ない分、LDKが10帖以上の物件も多くあります。

12帖以上の広いLDKならば、空間を仕切るように家具を配置すると、リビングの一角にキッズスペースを作ることもできます。

新婚夫婦が間取りや広さを話し合う際のポイントは?

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間取りや広さで失敗すると、せっかくの新婚生活が残念なことになってしまう場合も。

失敗しないためにどういうポイントで話し合っておくと良いか、考えていきましょう。

生活リズムに合った間取りは?

夫婦間でも生活リズムが異なることはしばしばあります。

夜勤のある仕事や時間が不規則な仕事をしていると、自然と睡眠をとる時間帯も夫婦で異なってきます。

ゆっくり睡眠がとれないと疲れやストレスが溜まってしまい、体調を崩してしまうかもしれません。

生活リズムが異なる2人の場合は居室が2部屋以上あり、寝室を分けられる間取りから物件を選ぶように話し合いましょう。

自宅で仕事をする?

主に自宅で仕事をする人の場合、仕事専用のスペースが必要になります。

自宅で仕事をするときに仕事部屋を確保するのか、部屋の一角を仕切ってワークスペースにするのかなど、間取りを考えるときに話し合いましょう。

荷物の量はどのくらい?

新婚夫婦の新居では2人分の荷物を収納するスペースが必要になるため、どんな荷物がどのくらいあるのかを確認しあっておくことも大切です。

趣味の道具やコレクションなど荷物が多い場合は、荷物を収納するのに必要な広さについて、夫婦でよく話し合いましょう。

押し入れやクローゼットに入りきらない量の荷物がある場合は、収納部屋を作ることも考えてみましょう。

子どもがほしい?子ども部屋はつくる?

すでに子どもがいたり、近い将来に子どもがほしいと望んでいる場合は、子ども用のスペースをどう確保するかを話し合いましょう。

2LDKや2DKでは、リビングやダイニングの隣に和室があると、小さな子どもを遊ばせたり昼寝をさせたりするのに重宝します。

1LDKなど単身者もターゲットとする物件では、夫婦はOKだけど子どもはNGというところもあります。

結婚後すぐに子どもを望む場合、1LDKよりも2DK以上のファミリー向けの物件を検討しましょう。

希望する条件の優先順位は?

新婚夫婦が新居に求める条件は多種多様です。

しかし、夫婦が望む条件の全てをクリアした物件はなかなか出てきません。

そこで、希望する条件を一つひとつ書き出し、それぞれの条件に優先順位を付けましょう。

その際どうしても譲れない条件があれば、素直にパートナーに協力を求められると良いですね。

その代わり、その他の部分は相手に譲歩するという心がけで話し合うと、話し合いがスムーズに進みます。

物件選びで失敗しないために!選び方や注意点も知っておこう

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間取りや広さの条件が決まったら、いよいよ物件選びです。

条件に見合った物件を選ぶためのポイントや注意点を見ていきましょう。

物件選びの前に予算を決めよう!

物件選びを始める前に、各費用の予算の上限を決めておきましょう。

家賃

予算決めより先に物件探しを始めると、間取りの良さや部屋のきれいさなどに目を奪われて高い家賃の物件を選んでしまうことも。

収入に見合わない家賃を払い続けることは、経済的な負担が重すぎますし、家賃以外の生活費が足りなくなる心配もあります。

一般的に無理なく払える家賃は収入の30%以下の金額といわれています。

新婚夫婦の場合は、生活家電の購入や将来の子どもの教育費などにもお金が必要なので、収入の25%以下を家賃の目安にすると無難です。

ただし、無理なく支払える家賃の金額は、新婚夫婦のライフスタイルにも左右されます。

共働きで子どもを望んでいなかったり、生活全般の出費が少ない夫婦では、25%を超える家賃でも無理なく支払えることもあります。

反対に、早く子どもが欲しいと望んでいたり、趣味などの出費が多い夫婦では家賃はできるだけ抑えた方が得策です。

初期費用

賃貸の場合、家賃の他に初期費用が必要です。

家賃の5~8倍ほどにもなる初期費用は、新婚夫婦にとって重い負担となります。

初期費用として何万円までなら払っても良いか、家賃とは別に予算を立てておきましょう。

神奈川県の団地の賃貸物件をご紹介する公社の賃貸では、全ての物件が礼金と仲介手数料が不要なので初期費用を抑えられます。

敷金割引やフリーレントのキャンペーンを利用すれば、初期費用はさらに抑えられ大変お得に賃貸物件を借りられます。

内見は必ず2人で行こう!

実際の物件を確認する内見は、必ず2人で行きましょう。

2人で同じ間取り図を見ていても実際の部屋を確認したら、部屋のサイズ感や収納の大きさ、生活の動線などの印象が夫婦で異なることもしばしばです。

何もない部屋は広々として見えますが、実際に家具などを配置すると思いのほか部屋が狭く感じられることもあります。

2人で一緒に同じ部屋を内見して、収納スペースの広さや家具を置く場所があるかなど、細かなところまでよく確認しましょう。

立地にも気をつけよう!

間取りや広さの条件が良い物件でも、立地がイマイチだと日々の生活に不満を感じるようになってしまいます。

特に共働きの夫婦の場合、それぞれの通勤時間が同じくらいになる立地がベストです。

どちらか一人の通勤時間が極端に長くなってしまうような状況は、不満やストレスの原因になります。

周辺環境も重要です。

駅やスーパー、コンビニ、病院、子どもが通う保育所や幼稚園、学校などが行きやすい場所にあるかも立地選びの大切なポイントです。

丁寧に話し合い、新婚の自分たちに最適な間取りの賃貸を選ぼう!

新婚夫婦が賃貸の間取りを選ぶ際は、自分たちの生活に何が必要かをよく考えて選ぶと失敗を避けやすくなります。

新婚夫婦におすすめな間取りは1LDK、2DK、2LDK、3DKで、なかでも一番人気は2LDKです。

2LDKは使い勝手がよく、夫婦2人の暮らしにも、子どもが生まれた後の暮らしにも対応できます。

新居の間取りや広さを話し合う際のポイントは、夫婦の生活リズムに合っているか、自宅で仕事を行うか、荷物の量、子どもを望むかなどです。

希望条件に優先順位を付けて話し合うと、話をまとめやすくなります。

実際に物件を選ぶ段階になったら夫婦2人でよく話し合い、不動産屋へ行く前にまずは家賃と初期費用の上限を決めておきましょう。

物件の内見は必ず2人で行き、お互いに納得のできる賃貸物件を選べると良いですね。

神奈川県の賃貸物件をお探しの際は、ぜひ公社の賃貸にもご相談ください!

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田中(募集契約課) 入社8年目、建替から地域活性化事業まで経験しました! 「公社の賃貸」の魅力をお伝えできるよう頑張ります!。 座右の銘は『どんなことにも感謝しなさい』