公社の賃貸ブログ
賃貸でもシャワーヘッドの交換は可能!方法や種類も紹介
こんにちは!神奈川県住宅供給公社の盛合です。
賃貸に暮らしていて「浴室のシャワーヘッドを替えたいな」と思ったことはありませんか?
最近はさまざまなメーカーからデザイン性はもちろん、機能性でも魅力的なシャワーヘッドが販売されています。
「賃貸で破損や故障以外の理由で交換して良いのか」「自分で付け替えられるか」気になりますよね。
実は賃貸でも、いくつかの条件がクリアできれば交換は可能!
既存のシャワーヘッドのタイプによっては自分でも簡単に付け替えられます。
今回は、賃貸物件でのシャワーヘッド交換について、交換方法や種類もあわせてご紹介します!
賃貸でもシャワーヘッドの交換は可能?
賃貸物件の浴室に備え付けられているシャワーヘッドは、基本的に自分で交換可能です。
ただし、以下のような条件があります。
・シャワーヘッドのみが取り外せるタイプであること
・貸主となる大家さんや管理会社に確認すること
・退去時に原状回復すること
既存のシャワーヘッドには、ヘッドの部分だけが取り外せるものと、ホースと一体化したもの、2つのタイプがあります。
ヘッドの部分だけが取り外せるタイプなら、自分で簡単に交換できます。
交換する前に既存のシャワーヘッドが、どのタイプのものか確認しておきましょう。
賃貸物件でシャワーヘッドを交換する際は、あらかじめ大家さんや管理会社に相談し、自分で交換する了承を得ておくことをおすすめします。
契約書の内容もチェックして、費用負担についてもチェックしておくとトラブル回避につながります。
経年劣化による故障などの場合、費用は貸主負担になることが多いですが、それ以外の個人的な理由であれば、自己負担となります。
退去する際は、借主側に原状回復の義務があります。
シャワーヘッドを交換したら、必ず元に戻せるよう、既存のシャワーヘッドや部品は失くさないよう大切に保管しておきます。
退去時に原状回復できない場合は、シャワーヘッド代を請求されたり敷金から引かれたりする可能性もあるので注意しましょう。
賃貸のシャワーヘッドの交換方法を解説!
シャワーヘッドを自分で交換する方法を解説!
交換前に確認することや注意点などもあわせてお伝えします。
交換の前に確認すること
交換前に既存のシャワーヘッドのメーカー名や型番を確認しておきましょう。
メーカー名はシャワーヘッドとホースの接続部分に書かれていることが多いです。
接続部分に記載がないときは、水栓(蛇口)のメーカー名も見てください。
シャワーヘッドとホースは、水栓と同じメーカーで統一されている可能性が高いのでチェックしてみましょう。
新しいシャワーヘッドのメーカー名が、既存のものと異なる場合も交換できます。
ただし、シャワーヘッドの種類によっては、既存のホースとネジ山などのサイズがあわないこともあります。
その際はシャワーヘッドとホースをつなぐための「アダプター」が必要です。
アダプターは、新しいシャワーヘッドに付属されていることが多いですが、無い場合は別途用意します。
用意するときはサイズが適合するか、しっかり確認しましょう。
シャワーヘッドを交換する方法
シャワーヘッドの交換は工具がいらないため、初心者でも簡単です。
手順は次の通りです。
1. 水栓が閉まっていることを確認する
2. 既存のシャワーヘッドを取り外す
3. アダプターが必要な場合は適合するアダプターをホース先端に取り付ける
4. シャワーヘッドの接続部分にOリング(ゴムパッキン)をはめる
5. 新しいシャワーヘッドを取り付ける
6. 水を出してみて接続部分から水漏れがないことを確認する
シャワーヘッドを交換する際の注意点
取り外すときは、シャワーヘッドとホースのつなぎ目をくるくると回します。
固くて外せない場合は、ゴム手袋をはめると滑らず外しやすいです。
樹脂製のシャワーヘッドやアダプターを金属製のホースから外したり付けたりする場合は、ホース側を回すようにしましょう。
樹脂製のパーツは無理にねじ込むとネジ山が潰れたり、削れたりしてしまいます。
水漏れの原因となる可能性もあるので注意しましょう。
ホースと一体化しているシャワーヘッドの交換方法
シャワーヘッドとホースが一体化している場合、シャワーヘッドのみ交換することはできません。
ただし、ホースごと交換するのであれば、シャワーヘッドも一緒に交換ができます。
ホースの交換手順は以下の通りです。
1. ホースの根元のナットをウォーターポンププライヤー(モンキーレンチ)で外す
2. 水栓と同じメーカーのホースならそのまま、異なる場合はアダプターをセットして取り付ける
3. シャワーヘッドが付いていない場合は取り付ける
4. 水栓の水を出してホース、シャワーヘッドから水漏れしないか確認する
シャワーヘッドのみ交換の場合と異なり、ホースの交換には工具が必要です。
ホース一体型の場合も原状回復が必要なので、取り外したものは必ず保存しておきましょう。
賃貸で交換できるシャワーヘッドの種類とメリット
最近は、デザイン性や機能性でも魅力的なシャワーヘッドが数多くあります。
どんなシャワーヘッドがあるのか交換する前に種類やメリットを把握してから、自分にあうものを選びましょう。
シャワーヘッドの種類
賃貸で交換できるシャワーヘッドは、主に次のようなタイプです。
・節水タイプ
・浄水・塩素除去タイプ
・マイクロバブルタイプ
・水圧・水流調節タイプ
それぞれ、特徴やメリットをご紹介します。
節水タイプ
代表的なのは、手元に止水ボタンがついたもので、蛇口操作をしなくても簡単にシャワーをストップできます。
シャワーの穴を通常より小さく、水の勢いはそのまま水量を抑えられるものも。
どちらも節水効果が期待でき、水道代の節約にもつながります。
なお、手元に止水ボタンが付いたシャワーヘッドの多くは、逆流防止機能がついていない混合栓やバランス釜には対応していないので注意しましょう。
浄水・塩素除去タイプ
水道水の残留塩素を除去するカートリッジが内蔵されています。
主にビタミンCや活性炭、亜硫酸カルシウムなどのろ過材が使用され、塩素は肌や髪にもダメージを与えると考えられているので、赤ちゃんや敏感肌の方など、肌や髪への刺激に弱い方におすすめです。
マイクロバブルタイプ
超微細なマイクロバブルやウルトラバルブを発生させる特殊設計のもの。
洗浄力の高さが特徴で、細かい泡が毛穴や皮脂の汚れに吸着して落としやすくします。
肌の保湿・保温効果もあることから、美容・肌ケアにも良いといわれています。
水圧・水流調節タイプ
水圧、水流調節ができる設計のもの。
切り替え機能で、水が肌にあたる強さなどを細かく調整できるのが特徴です。
家族で使う場合に子どもと大人で水圧を変化させ、マッサージやシェイプアップ効果が期待できるものもあります。
※水量・水圧が減少するタイプの場合、給湯器の性能によってお湯が出なくなることがあるので、取替にあたり製品の取扱説明書や注意書きを確認するようにしましょう。
ほかにも、シャワーヘッドの角度を調整できるもの、複数の機能が一つになったものなどがあります。
シャワーヘッドを選ぶときは機能や予算も大事ですが、重さやサイズもチェックすると良いでしょう。
手に持つことが多い方は、なるべく軽いものを選ぶと腕や手の負担が少なくなりますよ。
シャワーヘッドを交換するメリット
シャワーヘッドを交換するメリットの一つは、使い勝手など、気になっていた部分が解消できること。
節水・節約につながったり、好みの水圧・水流に調整できたり、機能によってはシャワーの浴び心地が変わり、バスタイムがより快適になります。
また、交換することでシャワーヘッド内部にたまっていた汚れもリセットできます。
ちなみに、シャワーヘッドの寿命は約5〜15年といわれています。
長く使っているといずれは劣化して、水漏れやヒビ割れなどが起こる可能性も。
発生前に交換することで、故障などの大きなトラブルを防ぐことにもつながります。
賃貸でも原状回復などの条件でシャワーヘッド交換が可能!
賃貸物件でも、基本的にシャワーヘッドの交換は可能です。
ただし、シャワーヘッドのみが取り外せるタイプであること、貸主に確認すること、退去時に原状回復することなどが必要です。
新しいシャワーヘッドと既存のメーカー名が異なっても交換はできますが、ネジ山などのサイズが合わないときは、適合するアダプターを用意しましょう。
シャワーヘッドの交換は工具がいらないため、初心者でも簡単です。
シャワーヘッドとホースが一体化しているものは、シャワーヘッドのみ交換することはできませんが、ホースと一緒に交換することはできます。
ホースも交換する場合は工具が必要ですが、自分で交換ができますよ。
交換するメリットは、使い勝手などの気になっていた部分が解消できること。
節水・節約につながったり、好みの水圧・水流に調整できたり、機能によってはシャワーの浴び心地が変わり、バスタイムがより快適になります。
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賃貸でも、電気の契約会社を変更することができますよ。
詳しくは「賃貸でも電気の契約会社は変更可能?できないケースや手続き方法も解説」もあわせてご覧ください。
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