公社の賃貸ブログ

心も体もハッピーに!音楽とケーキで祝うフロール元住吉 5周年感謝コンサート

2025.05.28

取り組み

コミュニティを育むフロール元住吉の5年目の歩み

神奈川県住宅供給公社(以下、「公社」)のコミュニティ賃貸マンション「フロール元住吉」は、2020年3月の入居開始から5周年を迎えました。

公社は管理運営する賃貸住宅で単身者・小世帯が年々増加し、日常的な孤立が起きやすいことや、大きな自然災害に備える観点から、近隣住民同士の緩やかなつながりが重要だと考えています。

フロール元住吉では「守人(もりびと)」が常駐し入居者の暮らしを見守りながら、イベントなどを通じて、入居者の人となりを知ったり、顔見知りのきっかけをつくるなど、入居者同士が日常的な交流を育むことを目指してコミュニティマネジメントを行ってきました。

これまで、特に子育て世代の居住者を中心に交流が生まれ、入居者同士の関係性が少しずつ育まれるなど、コミュニティは着実に成長しています。

公社は5周年を期に居住者の皆さんへ感謝を伝えようと、3月16日(日)「フロール元住吉 5周年記念コンサート~となりのハーモニー~」を開催しました。

住民の皆さまに感謝を込めて

オープニングセレモニーでは、公社の理事長がご挨拶。

「フロール元住吉では、公社初の有人管理『守人』、入居者専用『シェアラウンジ』、地域に開かれた場『TONARINO.』など、新しい住まいづくりにチャレンジしてきました。

おかげ様で、居住者の皆さまから、『人の気配が感じやすくいざというときの安心感がある』と言っていただけています。

これからも居住者の皆さまが安心して暮らせるよう努めていきます!」

続いて、フロール元住吉のコミュニティマネジメントを担う守人の中村さんから

「居住者の皆さんからのご協力、アイデアのおかけで新たな試みでの『つながりづくり』ができていると日々感じています。今日は楽しい一日にしましょう!」

とご挨拶がありました。

守人挨拶.JPG

耳が喜ぶひととき♪クラシックコンサート「となりのハーモニー」

オープニングセレモニーの後は皆さんおまちかね、ユースクラシックから、ピアノの陶旭茹(とうしゅーる)さんとバイオリンの西田早良(にしださら)さんの登場です!

会場は、第2のリビングとして入居者が自由に使い、交流の場にもなっているシェアラウンジです。

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コンサートは午前と午後の2部制。

午前11時の部では、「となりのトトロ」や「アンパンマンのマーチ」など、子どもが楽しめる曲のラインナップ。

午後1時の部では、映画「ノッティングヒルの恋人」や「サウンド・オブ・ミュージック」の名曲など、大人も楽しめるプログラムで、音楽に包まれながら楽しい時間を過ごしました。

「おもちゃのチャチャチャ」「幸せなら手をたたこう」では、子どもたちが2月の守人企画のイベントで作った手作り楽器を鳴らしてアンサンブル♪

事前に住民からリクエストを募って演奏されたのは、「はたらくくるま」と「にじ」の2曲。保育園や幼稚園では定番の曲のようで、子どもたち一緒に歌います!

コンサート終盤、「次が最後の曲です。」の陶さんの言葉に、思わず「やだ~!」と声が上がります。

すると陶さんがすかさず、「アンコールは準備して......きてます!もちろん!(笑)」

最後は「情熱大陸」を熱演。名残惜しさとともに、会場は大きな拍手に包まれました。

耳が癒される、そんな素敵な1時間でした。

コンサートの後はみんなでピース・・・の代わりに5周年をお祝いして「5」のポーズ。午前の部は子育て世帯のご家族が7割で、約70名が参加。午後の部は25名ほどの居住者の皆さんが集まり、笑顔いっぱいのひとときとなりました♪

居住者と一緒につくりあげたイベント

イベントのポスターは、居住者の方が手掛けてくれました。

フロール元住吉のシンボルカラーである緑を基調に、5周年を表す五線譜と5本の年輪をモチーフにしたデザイン。

他にも、これまでを振り返る企画として「わたしの5年、フロール元住吉の5年」と題した年表を展示したり、守人企画コンテンツ「フォトイベント~あの時のフォトポーズ」では、思い出の写真のポーズを再現してもらい、カメラマンが写真撮影。

笑顔だったり、ちょっと照れた表情だったりが溢れる温かなひとときになりました。

シェアラウンジ前に展示された年表に、居住者の皆さんが想い出を書き込んでいきます

今回の5周年コンサートは居住者の皆さんのご協力があってこそ実現できました。入居者の皆さんにとって、ここでの5年間が心に残る日々でありますように。

いちごの香りに包まれて。口が嬉しいビッグな特製ケーキ

コンサート終了後には、フロール元住吉1階に併設した地域交流スペースTONARINO.内のカフェ「TONARINO. by SWITCH STAND」から、特製「39(サンキュー)ケーキ」が振る舞われました!

そのケーキなんと、10パック分のいちごを使った30cm×39cmのビッグサイズ!

コンサートの間にカフェスタッフが手作り。作業場を覗きに行くと、ふわーっといちごの甘い香りに包まれていました(あぁ、思い出すだけで幸せ・・・。)

ケーキの上にも中にもいちごがモリモリ。口の中いっぱいに広がる甘酸っぱさで、春の訪れを感じることができました。

フロール元住吉のエントランスにはキッチンカーが来ていて、いちごのクレープなどの春らしいメニューが提供されていました。まだ肌寒い日でしたが、もう気分は春!

コンサートが終わっても、シェアラウンジで居住者同士がケーキを食べながら歓談する様子があちこちで見られ、フロール元住吉で日常的な近所づきあいが育まれている様子を感じました。

入居者の方からは、

「イベントをきっかけに知り合いや友達ができて、挨拶や会話もしやすい雰囲気が生まれています。自然とコミュニティができていて、災害時なども安心。」

「守人さんをはじめ、入居者同士の関わりが多く、ちょっとしたことも相談しやすい環境。」

「子ども向けのイベントも豊富で、子どもが安心して楽しく暮らせている。」

といった声をいただています。

「フロール元住吉」ではこれからも、フロール元住吉で暮らすことが価値になる、そんな魅力のある賃貸住宅づくりを続けていきます。

今回の公社の賃貸

フロール元住吉

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【団地紹介】人と地域をつなぐ賃貸住宅「フロール元住吉」

【物件概要】●所在地/川崎市中原区西加瀬5●規模/2棟153戸●専有面積/32.24~66.04㎡●間取り/1K~3LDK●竣工/令和2年1月●アクセス/東急東横線・目黒線「元住吉」下車、徒歩8分

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