公社の賃貸ブログ
いま団地が再ブーム!団地がアツい理由とは
こんにちは!神奈川県住宅供給公社の田中です。
近年、若者やファミリー世帯を中心に団地の人気が再燃しています!
いま、世代を超えて団地への入居が増えているのです。
今回はそんな「団地ブーム」のワケをご紹介!
これを読んだらあなたも団地に住みたくなるかも?!
高度経済成長期の憧れの住まい「団地」が現在再びブームに!
戦後から高度経済成長期の住宅不足を解消するために建てられ、増えてきた「団地」。
それまでの日本家屋での暮らし方を一変させる洋風の間取りやダイニングキッチン、最先端の設備である水洗トイレなどを導入した住まいは、当時の家庭の憧れの的でした。
その後、ライフスタイルの多様化が進み、団地住まいや団地の間取りは時代遅れと言われてしまっていた時代もありましたが、近年その団地に再ブームの兆しが見えています。
若者や子育て世帯など、団地ならではの利便性や魅力に注目し新たに団地住まいを始める方が増えてきているのです。
リノベーションで生まれ変わる団地
一時期は「時代遅れ」と言われることもあった団地ですが、団地を管理運営しているUR都市機構や住宅供給公社は地域や民間企業と協力しながら「団地再生」の取り組みを進めています。
古い団地の間取りや住宅設備を最新のものに変更し、現代のライフスタイルにあった団地暮らしを提案。
室内を入居者が自由にリノベーションすることのできる「リノベ―ション制度」を導入する団地もあり、ライフスタイルや好みが多様化する現代で「自分好みの空間を作りたい」「理想の住まいを実現したい」というニーズにぴったりと合う自由度の高さが若者への人気の秘密ともなっています。
空き住居をカフェや地域住民のコミュニティスペースなどにリノベーションすることで住人同士の交流を促し、若者や子育て世代の流入を図るといった取り組み事例もあります。
子育て世帯に嬉しい!緑豊かで便利な団地の周辺環境
大規模団地は周辺の都市計画と合わせて建設されることが多く、広い敷地の中に公園や散策路、街路樹など自然を感じることができる空間がたくさんあります。
春には散策路をのんびりお散歩、夏には公園でたっぷり遊び、秋には街路樹の紅葉を眺めるなど、季節の移り変わりを感じながら情緒豊かにのびのびと子育てできる環境です。
同じような子育て世帯が多い団地だと、お互いに助け合ったり相談をしたりできるため心強いですよね。
長く住んでいる人が多い団地では地域のコミュニティがしっかりしているため、不審者も入ってきづらく防犯面でも安心です。
また、団地を中心に商店街やスーパーなどの商業施設、病院や学校、保育園などが徒歩圏内に整備されている団地も多く、生活する上で利便性が高いのも魅力の1つですよね。
子育て世帯に優しい団地の環境やコミュニティについてはこちらの記事でもご紹介していますので、ぜひ読んでみてください!
地域で子育て!「住民の方に効いた「横浜若葉台団地」の取り組み
団地を舞台とした映画やアニメも人気
団地や団地での暮らしを舞台とした映画やアニメもたくさんあります。
団地暮らしの経験がない若い世代には、かえって新鮮で魅力的な暮らしに映るのかもしれませんね。
今回は団地暮らしのイメージがわかる映画やアニメをいくつかピックアップしてみました。
【映画】耳をすませば
スタジオジブリ制作のアニメーション映画。(原作は柊あおいの漫画作品)
主人公の月島雫も団地住まいです。
東京の聖蹟桜ヶ丘が物語の舞台となっていて、「愛宕団地」が主人公の住まいのモデルと言われています。
『耳をすませば』
制作:スタジオジブリ
配給:東宝
監督:近藤喜文
公開:1995年
【映画】海よりもまだ深く
2016年に公開された、団地を舞台に家族のあり方を描いた映画です。
妻と子どもに逃げられた売れない小説家と団地住まいの母親。
団地を舞台に、思っていた未来とは少し違う現実を生きる家族の姿が印象的につづられていきます。
カンヌ国際映画祭出品作品で、是枝裕和監督が実際に住んでいた団地が撮影に使われたそうです。
『海よりもまだ深く』
製作:フジテレビ、バンダイビジュアル、AOI Pro.、ギャガ
配給:ギャガ
監督:是枝裕和
公開:2016年
【映画】団地
2016年公開の、団地を舞台としたSFコメディ映画。
薬局をたたんで団地へ引っ越してきた主人公夫婦だったが、ある出来事がきっかけでヘソを曲げた夫が床下に隠れてしまう。
夫の姿を見なくなったことで、団地の住人の中では妻による夫殺害のうわさが流れてしまい...。
団地ならではの人付き合いがリアルに感じられる作品です。
『団地』
製作:キノフィルムズ
配給:キノフィルムズ
監督:阪本順治
公開:2016年
【アニメ】団地ともお
2013年?2015年に放送されたアニメ作品です。
団地に住む小学生「ともお」が巻き起こすおかしな日常。
一風変わった団地の住人たちも交えながら、団地で暮らす子どもたちの様子が笑いあり、涙ありで描かれていて大人も子どもも一緒に楽しむことができますよ。
原作は小田扉原作の同名漫画作品で、こちらは2018年3月現在もビッグコミックスピリッツで連載中です。
『団地ともお』
制作:NHKエンタープライズ
原作:小田扉
放送:2013年?2015年
まとめ
・高度経済成長期の憧れの住まい「団地」が、近年再度ブームになっています。時代を超えて、若い世代やファミリー世帯にも新たな団地の魅力が注目されています。
・古い間取りや設備をリノベーションで一新して、現代のライフスタイルに合った住まいを提案する「団地再生」の取り組みが進んでいます。室内を入居者自身で自由にリノベーションできる住宅もあり、団地住まいでも理想の暮らしを実現することができます。
・団地は子育て世帯に嬉しい環境が整っています。公園や散策路などの緑あふれる自然環境や、商業施設や病院、学校、保育園など生活に欠かせない施設が団地のすぐ近くに揃っていることが多いです。長く住んでいる人が多いため地域コミュニティが形成され、困った時の助け合いや防犯面でも安心感があります。
・団地を舞台にした映画やアニメなどもたくさん。どこか懐かしく温かい団地での暮らしは若い世代にとっては逆に新鮮で魅力的に映るのかもしれませんね。
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田中(募集契約課) 公社では建替から地域活性化事業まで経験しました!絶賛子育て中です。 「公社の賃貸」の魅力をお伝えできるよう頑張ります。