公社の賃貸ブログ
賃貸の内見のポイントとは?室内や周辺で見るべきポイントを確認!
こんにちは!神奈川県住宅供給公社の田中です。
進学や就職、結婚などで引っ越す時に、賃貸物件を検討する方も多いと思います。
物件選びで欠かせないステップの「内見」。
お部屋探しを成功させるためには内見は絶対に必要です!
気になる部屋に目星を付けたら、不動産会社の担当者に依頼して必ず内見をするようにしましょう。
今回は賃貸住宅の内見についてのお話。
内見で必ず確認したいポイントや、内見前にしておいた方が良い準備、内見当日の流れなどについてご紹介します。
【室内】賃貸物件の内見で見るべき必須ポイント
部屋の実際の雰囲気や設備のキレイさ、使い勝手などは間取り図や写真だけではわかりません。
実際に現地に行ってしっかり確認することが物件選びの成功への道です!
内見の際には下記のポイントを確認しましょう。
たくさんあるので、リストにして持参してもいいですね。
日当たり
図面や写真で窓の方角は確認できても、実際にどのくらい光が入るのかは見てみないとわかりません。
方位磁石で部屋や窓の向きの確認や、ビルやマンション、アパートなど周りに日光を遮るような高い建物がないかを窓から確認してみましょう。
最近ですと、スマートフォンで地図と方位が確認できるので是非やってみてください!
壁紙や床の汚れ、傷、におい
新築の物件で初めての入居者でない場合、前の居住者が残していった汚れや傷、においなどがないか確認しましょう。
喫煙者が住んでいた部屋ではたばこのヤニ跡やにおいが残っている場合があります。
あまりに気になる場合は壁紙の交換などの対応が可能かどうか聞いてみましょう。
収納スペース
自分の荷物を収納するのに十分な広さのスペースがあるか確認しましょう。
部屋の押し入れやクローゼットはもちろん、玄関のシューズボックス、キッチン周りの収納、洗面台周りの収納など細かい部分の収納も足りているか確認しましょう。
キッチン
料理をする方なら特に気になるキッチン。
コンロなどの設備は備え付けか持参か、収納スペースの容量、冷蔵庫置き場の位置やサイズなどを確認しましょう。
背の高さによって使いやすいキッチン台の高さは変わります。
実際に前に立って高さも確認しましょう。
水回りのキレイさ、使い勝手など
キッチン、トイレ、お風呂、洗面所などの水回りも要チェック。
カビが発生しやすくないか、湿気のこもりやすさや換気などを確認しましょう。
洗濯機を置くスペースなどが使いやすい配置になっているかも見ておくといいですね。
壁や天井の厚さ
隣の人の生活音や上階の足音、道路を走る車の騒音などがうるさくないか、どのくらい響くのかチェックしましょう。
壁が薄いとこちらの生活音も筒抜けになってしまう可能性があります。
女性の一人暮らしやお子さんがいる家庭は特に気になる部分ですね。
昼間は人がいないかもしれないので、夕方以降が確認しやすいです。
ドアや窓の立て付けや位置・セキュリティ
ドアや窓を実際に開け閉めして立て付けを確認。
立て付けが悪い場合は入居前に修理可能かを相談してみましょう。
また、玄関ドアの鍵はピッキングされにくい種類かどうかもチェックしておきます。
コンセント・TV端子の数と場所
意外と必要な設備であるコンセント。
数が足りるか、必要な場所にきちんとあるか確認!
同時にアンペア数も確認しておけると良いですね。
一人暮らしの場合は30A程度あると安心です。
また、TV端子の位置も併せて確認しましょう。
自分のイメージする位置にテレビを置けるか、インテリアの配置にも関わってきます。
結露やカビがないか
押し入れやクローゼットの奥、部屋の四隅、日射しが入らない北側の壁などに結露やカビが発生しないかチェック。
結露やカビがひどいと掃除も大変で、体調を崩してしまうことも!
マンションの1階角部屋は特に湿気がこもりやすいと言われているので注意しましょう。
【周辺環境】賃貸の内見で見るべきポイント
内見では部屋の中だけではなく建物全体や立地、周辺環境も同時に確認するのが上手な選び方です。
引越ししてから駅までのアクセスの悪さに気付いたり、近隣店舗が少なくて失敗したと感じないよう、実際にそこに毎日住み生活するイメージをしながらチェックするといいですよ。
共有部分の清掃、管理など
エントランス、エレベーター、廊下、ゴミ捨て場などがきれいに管理されているか確認。
管理状況が悪く汚れていたり荒れていたりする場合は、モラルの低い人が住んでいる可能性もあります。
生活に必要なお店や施設が近くにあるか
スーパーやコンビニ、ドラッグストア、病院など生活に必要なお店は徒歩圏内にありますか?
お子さんがいる家庭なら保育園や小学校への道のりもチェックしたいところです。
最寄り駅までの距離
物件情報には最寄り駅までの距離や目安時間も載っていると思いますが、実際に歩いて確認してみましょう。
資料には80m=徒歩1分換算で書かれていることが多いですが、実際に歩いてみると坂道や信号待ちなどで思っていたよりも時間がかかる場合があります。
地域の治安は悪くないか
こちらも実際に生活圏内を歩いて確認しておきましょう。
特に仕事帰りの夕方や夜間の時間帯の人通りや街灯の有無、帰宅途中に交番やコンビニなどがあるかも含めて要チェックです!
賃貸の内見の持ち物は?事前準備もお部屋探しのポイント!
内見に持参すると便利なグッズを紹介します!
前日までに用意しておくと安心ですよ。
メジャーと筆記用具、メモ帳
窓や収納スペースなどのサイズや寸法を測ってメモするのに使います。
持っている家具や家電が置けるのか把握したり、引っ越し前にカーテンなどを購入したりする時にも役立つでしょう。
カメラ
内見で確認しても細かな部分は忘れてしまうものです。
カメラで撮影しておけば、後から確認したり複数の物件を見比べたりするのにも便利です。
コンパス
物件情報には部屋の方角も記載がされているはずですが、間違っていることも意外とあります。
現地で実際に窓の方角を確認して日当たりをチェックしましょう。
懐中電灯
クローゼットや押し入れの奥をのぞく時に便利です。
カメラ、コンパス、懐中電灯は携帯やスマホのアプリで代用しても問題ありません。
また、現在使っている家具や家電のサイズを事前に測ることで、新しい部屋に置けるかどうかもすぐに確認することができます。
賃貸の内見当日の流れ
内見当日は、事前に予約している不動産会社に行き、内見する物件や類似の物件を確認します。
この時、不動産会社によってはアンケートの回答を求められる場合もあります。
アンケートの理想のお部屋の条件や周辺環境の希望などをもとに新しく物件を紹介してもらえることもあるため、できるだけ具体的に記入しましょう。
初期費用や家賃などお金のことや、連帯保証人が必要かどうか、特記事項などはトラブルにも繋がりやすい項目です。
内見の前に確認しておけることはここでしっかりと質問しましょう。
内見の集合場所が店舗ではなく、最寄り駅や現地になる場合もあります。
どこに何時に着いておけばいいか確認しておきましょう。
実際に物件と周辺環境を見学する際は、1件あたり30~60分程度の時間を確保しておきましょう。
複数の物件を1日で内見したい場合は、スケジュールを組む時に移動時間も考える必要があります。
「賃貸の内見は何件くらいできる?考え方や持ち物、見るべきポイント」では、1日に何件内見できるか、効率よくスケジュールを組むコツなどを解説しています。
合わせて参考にしてくださいね。
内見は長丁場になることもあり、靴を何度も脱いだり履いたりすることもあるため、足が楽で脱ぎ履きも簡単な靴を選びましょう。
見るべきポイントを確認したら、店舗に戻って物件の絞り込みや気に入った物件の入居申し込み手続きなどを行います。
物件は早い者勝ち。
人気の物件ほど、その日のうちや次の日には別の人が契約してしまう可能性も高いです。
気になる物件があったら、他の人が借りる前に基本的になるべく早めに決めるのが物件選び成功のコツです。
賃貸の内見のポイントをチェックして理想の物件選びを!
お部屋探しでは必ず内見することをおすすめします。
図面や写真ではわからない部分を現地でしっかり確認できるのがメリットです。
日当たりや臭い、壁の厚さや収納、キッチンなどのチェックポイントを押さえてぴったりのお部屋を見つけましょうね。
せっかく内見で現地に行ったのだから、部屋の中だけではなく建物全体や周囲の環境も確認!
周囲のお店や治安なども大切なポイントです。
事前準備をしておけば効率的な内見ができます。
今使っている大きな家具や家電のサイズを測っておいたり、メジャーやカメラを持参してメモを残したりしましょう。
スマートフォンのアプリも色々と代用できるので便利です。
内見当日の流れもチェックして、当日どんなことをするのかイメージしておきましょう。
「賃貸物件の選び方やチェックポイントは?迷ったらここを見よう!」では、賃貸物件の選び方を解説しています。
ぜひ合わせてご覧くださいね!
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田中(募集契約課) 公社では建替から地域活性化事業まで経験しました!絶賛子育て中です。 「公社の賃貸」の魅力をお伝えできるよう頑張ります。